発熱バスルーム
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発熱バスルーム

ARUKU

確かにあの雪の日は

ネタバレ
2023年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストックホルム症候群と言われるかもしれない。他者から見れば。でも、それならばもっと早くに好意に変わっていただろう。
庇護欲が過剰過ぎて監 禁したマナト。理由は話せなかった。愛すだけでなく愛されたい欲。一方方向では互いに辛くなる。マナトの傷口に自分と同じものを感じた見晴。外の世界に諦めを感じ、残ったものはバスルームの世界。
互いに傷を塞ぎ合っていかないとならないのだろう。よく、迎えにきたなマナト。傍からみること当事者には乖離があり、見解の相違は致し方ないだろう。愛を言葉も感情も持て余し伝える術を知らない獣と、愛を受け取るだけでなく与えたい獲物。ARUKUワールドとしか言いようがないな。事の是非を語る作品ではないと感じる。
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