かわいいな〜





2023年4月30日
シーモアスタッフ全力推し作品として、24時間だけ30%オフ。新刊時にカートに入れて待っていて良かった。
淡々と進む物語と、あっさりした絵柄がマッチしてスイスイ読めます。ただ、熱海くんの持つ悩みが、一見ギャグのようですが意外と深刻に思えました。
タイトルに主人公の名前と感動詞を冠する作品はいくつかありますが、「いやはや」は、初めて。一般的に落胆、呆れ、驚きを表す感動詞。でも熱海くんに落胆はしないし呆れないし、驚くような大きな感動は物語にありません。じゃあ何でいやはや?「ストップ!」や「それいけ!」や「ああっ」ではダメ。
熱海くん自身の目線に立つと、「いやはや」と言いたくなるような出来事が周りでたくさん起こっているみたい。熱海くんの表面にはそれはあまり表れないけれど、ちゃんと雷に打たれているし、嬉しいときは手がブンブンしてしまう。惚れっぽいとは言え、誰でも彼でもいいという流され系じゃないのもいいな。
作者先生の言葉のチョイスが絶妙で(介錯とか桂馬の位置とか)、キャラクターも、ゆる〜い中にも違いがあってクセになる。正直な辻くん、多分だいぶ変わり者の国島さん、と、仲の良い足立さん、とか(笑)
ツッコミ不在の関西人たちのやりとりが、なかなかリアルです。中心部と違って京阪沿線はわりとゆる〜いよね。
続刊が楽しみです。
淡々と進む物語と、あっさりした絵柄がマッチしてスイスイ読めます。ただ、熱海くんの持つ悩みが、一見ギャグのようですが意外と深刻に思えました。
タイトルに主人公の名前と感動詞を冠する作品はいくつかありますが、「いやはや」は、初めて。一般的に落胆、呆れ、驚きを表す感動詞。でも熱海くんに落胆はしないし呆れないし、驚くような大きな感動は物語にありません。じゃあ何でいやはや?「ストップ!」や「それいけ!」や「ああっ」ではダメ。
熱海くん自身の目線に立つと、「いやはや」と言いたくなるような出来事が周りでたくさん起こっているみたい。熱海くんの表面にはそれはあまり表れないけれど、ちゃんと雷に打たれているし、嬉しいときは手がブンブンしてしまう。惚れっぽいとは言え、誰でも彼でもいいという流され系じゃないのもいいな。
作者先生の言葉のチョイスが絶妙で(介錯とか桂馬の位置とか)、キャラクターも、ゆる〜い中にも違いがあってクセになる。正直な辻くん、多分だいぶ変わり者の国島さん、と、仲の良い足立さん、とか(笑)
ツッコミ不在の関西人たちのやりとりが、なかなかリアルです。中心部と違って京阪沿線はわりとゆる〜いよね。
続刊が楽しみです。

いいねしたユーザ10人