同性愛者の主人公ですが、広くいろんな人におすすめしたい本です。
関西人から見てセリフの回し方、テンポがまさに学生時代のそれで、自分も高校生に戻って、熱海くんたちを眺めている気分になります。
主に出てくる熱海くん、辻くん、足立さん、国島さんは深く思考するタイプでちょっとめんどくさい。
淡々としていて、でも迷いごとはあって、多分迷ってることの9割は人に言えなくて、勇気を出して1割だけ相談してみたらみんな深く思考して10割分汲み取ってくれる心地よさがあります。
あと、最初は熱海くんがちょっと壁を作るクラスメイトや先輩も、話してみたらいい人の側面があって、それを一つずつ学んでいく話でもあると思いました。
多面性を丁寧に作者さんが描いていて、いいところもあれば苦手な部分もあって、いいところがあるからと言って好きにならないといけないわけでもないし、好きだけど付き合うわけじゃなくてもいい。
これでいい と思えて、読みながら心が軽くなっていきます。
次巻も楽しみです!