僕たちは昨日まで死んでいた
」のレビュー

僕たちは昨日まで死んでいた

中原一也/笠井あゆみ

それぞれ違う意味で死んでいた二人の話

ネタバレ
2023年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 死にたい人や生きる気力が無い人の匂いがわかる受けと、そんな匂いを纏っている攻め。知らんぷりすればいいのに見過ごせず、自分も心を痛めてしまうタイプの受け。攻めのことも関わらないでおこうと思っているのに人柄に惹かれていき好きになってしまう。匂いがわかるからと相手にズカズカと踏み込むことなく、その匂いごと相手を愛そう、いつか話してくれるまで待とうという心づもりの受けが良かった。
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