ネタバレ・感想あり僕たちは昨日まで死んでいたのレビュー

(4.4) 14件
(5)
8件
(4)
4件
(3)
1件
(2)
1件
(1)
0件
折り紙作品、私も欲しい。
ネタバレ
2024年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 妹が喜ぶからと、独学で折り紙マスターになった攻め。こういう特技は羨ましい。やっぱり脳の作りが違うのだろうか?すんごい多面体の手毬を作ってくれるママ友がいて、本を見たとしても私には絶対作れないと思った。中原先生の生死感を伴う作品は好きです。しっかりハッピーエンドなのがいい。モラハラ義弟には、しばらく服役して欲しい。そこまで書いてくれたら良かったかも。
いいね
0件
ハラハラしたけど良かった
ネタバレ
2024年7月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルが重いから読む勇気が出なかったけど、すごく良かったです。受けも攻めも家族の事で複雑な闇を抱えていて、切なかったです。年下攻めのワイルドさと、妹の笑顔の為に周りに馬鹿にされても折り紙を折る優しさのギャップがかっこよかったです。栗原がヤバすぎて、無事決着するのかハラハラしたけど、攻めが罪の意識から解放されて本当に良かったです。受けも攻めも、これからは前向きに幸せになれそうなエンディングで安心しました。
いいね
0件
ご都合主義的じゃない
2024年1月4日
この作者さんを今まで知っていたのに、何故か購入しませんでした。「負け犬の‥」を読んでストーリーと文章が良かったのでこちらも購入したのですが、結果良かったです。とても。

こういうのでよくあるご都合主義的、じゃない問題の解決の仕方。ちゃんとストーリーや現実的に無理なく、急展開でもなく解決。こう書ける人は、人生の酸いも甘いも噛み分け、色んな経験をしてきた人だと思います。

あとエチシーンが女子の妄想ではなくて、リアルっぽい。
救われる物語
2023年9月28日
死の匂いがすると言うファンタジーな内容を、作家さんの筆力でリアリティーを持たせながら違和感なく物語が展開します。死の匂いとは、その人の持つ絶望の別の形の表出でもあります。絶望とあきらめに囲まれている2人ですが、やっぱり希望を持ってしまうことを止められない。そこに現れる悪魔のような栗原と言う男。どうなる、どうする、とハラハラしながら読み進めました。最後まで息をつかせない。そしてエチシーンは、年下攻めの魅力を最大限に発揮した、わがまま系の感じがすごくよかったです。BLとしても物語としても楽しめる作品です。
2人が出会えて良かったと思える
ネタバレ
2023年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 老成というか達観している攻めなんだけども、この攻めなんと歳下です。びっくり。3歳歳下攻め。建築の現場作業員。受けはお母さんから充分に愛されないで育ち、現在も問題を抱えている、ところから物語スタート。2人とも色々辛い問題を抱えてますが、お互いにお互いを助け合って今がある。そんな2人です。詳しくは、読んで確かめてほしい。受けのお店に来るようになったのは、親方的な人に言われてきただけだ、みたいなこと言ってたのに、受けのこと&受けのお店のこと気になって自発的に来たという情報に凄い萌えました。作中最後まで本人に言ってなかったけど、いつか伝えてあげてほしい〜!!!受け絶対喜ぶやつ。なかなか2人がすんなりとは結ばれずにヤキモキしましたよ。途中何ヶ月も会わないでいたし。でも、お母さんに本当のことバレたのは良かったと思う。あんなの、ずっと続けていたら、受け壊れちゃったと思うから。中原一也先生お得意のいやらしい色気凄い攻めとかは出てきませんでしたけど、この攻めも好きだったな〜部屋片付けるの苦手で受けを呼ばないでいたエピソードもっと詳しくお願いします。2人は元々男はアリなのかどうか知りたかった。
生きるとは
ネタバレ
2023年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ただ漫然と生きてるのではないって事。りくの特殊能力野使われかたが切なくなります。りくの家庭に起きた不幸な事故はすべてを歪める原因となりました。そこからの脱却をするよりも、崩壊の恐怖を持ちながらも守りに入って余計苦しむ。死の匂いを感じながらも、佐埜に惹かれずにはいられなかった。生き切るために足元を整えて。だからこその、タイトルですね。
うれしい
2023年4月30日
とても、うれしいです。
すごく、両方救われてよかった!!とても、よかった!
シリーズにしてほしいな!!
いいね
0件
匂いに囚われ
ネタバレ
2023年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中原先生のお約束でもあるエロおやじも下ネタも封印、しっとりした作品です。
「死の匂い」を漂わせる職人佐埜(25歳)とそれを嗅ぎ取ってしまう飲食店オーナー月島(28歳)のお話。
死の匂いなんて不吉ですが、今の時代そんな匂いを放つ人がゴロゴロいそう。だけど栗原のような心根の人がこの匂いを纏うことがあるのだろうかと考えると、この匂いへの印象が変わりました。
前半はマイルド路線で時として都合の良い展開もありますが、栗原の登場でお話が一気に引き締まります。ラスト、死の匂いを放っていた佐埜から本来の体臭を嗅ぎ取った月島の思いにじんわり。好きな人の匂いって安心するし格別だから、月島にはこれから思う存分佐埜をスンスンして欲しいな。
香り?オーラかな?
ネタバレ
2024年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても辛いことが重なったりして、もうどうでもイイや…死にたいって思ってしまう時って、りくの云う香りやオーラ的なモノを漂わせているのかもしれないなーと思いました。りくは本当に強いですよね、誰かに寄り添う事が出来る 異能持ちというより聡いのでしょうね、父母を許し自分を責てるけれど弱いのではなく強いから出来る事だと思いました。
いいね
0件
死の香り
ネタバレ
2024年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中々気になる題名。死の匂いが分かる月島の嗅覚に訴えてくる諦めや絶望。そんな香りを漂わせる佐埜。無愛想ながら飾らない言葉には嘘はない男が抱える闇。
美味しいご飯や折り紙・子猫等々で距離が縮む二人ですが、佐埜の過去が現在にも影を落としていて、彼の悲痛な叫びが痛々しい。
そして月島の抱える家族との問題。結局月島の犠牲によって平穏が保たれていた訳で……和解し良い関係を築き始めたものの、やや悲しさも残ります。そんな月島を受け入れる佐埜が優しさに溢れています。
優しく真面目に生きる人達に不幸のしわ寄せがいくのが辛い。栗原許すまじ!!これから先、二人には是非とも幸せになって欲しい。
救済の物語
2023年8月23日
タイトルがすごく良いですよね。タイムリープものかと思い込んでいて読み始めたのですが、救済の物語でした。もう少し、先が読めない感じでも良かったかな…?
いいね
0件
それぞれ違う意味で死んでいた二人の話
ネタバレ
2023年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 死にたい人や生きる気力が無い人の匂いがわかる受けと、そんな匂いを纏っている攻め。知らんぷりすればいいのに見過ごせず、自分も心を痛めてしまうタイプの受け。攻めのことも関わらないでおこうと思っているのに人柄に惹かれていき好きになってしまう。匂いがわかるからと相手にズカズカと踏み込むことなく、その匂いごと相手を愛そう、いつか話してくれるまで待とうという心づもりの受けが良かった。
期待しすぎたかもー
2024年11月9日
タイトルや設定から、濃いストーリーなのかなと思ってたけど、意外とあっさりしてた。
とんとん拍子に進むし、ちょっと納得できなかった。
すごく高評価で期待してただけに、少し残念だった!
受けが
ネタバレ
2024年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ きちんとお母さまに愛されている事を理解出来て良かったです。皆んな混乱していたとは言え、長い間問題を無視し、無駄に苦しんだように思えてしまいます。攻めは妹さんの事をもっと信じあげても良かったのに。2人がでももう過去に囚われる事なく前を見て歩けるようになり何よりです。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: 中原一也 / 笠井あゆみ
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: キャラ文庫