切なくて美しい、近代小説を読んでいる様な





2023年5月13日
タイムスリップで高校生の司郎のもとに、戦時中の記憶喪失の男性が降ってくる。司郎は祖父の名前から「菊」と名付けて一緒に生活するのだが…
謎めいた冒頭から繰り広げられる美しく切ないストーリーに釘付けになり一気読み。セリフが含みを持っており文学的で綺麗なので、菊さんの時代背景からか、まるで近代小説を読んでいるような感覚に陥った。
その後の2人がどうなったか結局わからないが、司郎が見上げる空が蒼くて、希望のある終わり方だと感じた。
灼先生の作品は初めてだが絵も好み。とにかく司郎の目がいい…司郎が剣道で構えて対峙した時の姿に見惚れた。
謎めいた冒頭から繰り広げられる美しく切ないストーリーに釘付けになり一気読み。セリフが含みを持っており文学的で綺麗なので、菊さんの時代背景からか、まるで近代小説を読んでいるような感覚に陥った。
その後の2人がどうなったか結局わからないが、司郎が見上げる空が蒼くて、希望のある終わり方だと感じた。
灼先生の作品は初めてだが絵も好み。とにかく司郎の目がいい…司郎が剣道で構えて対峙した時の姿に見惚れた。

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