日本三國
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日本三國

松木いっか

細かいところが合わずも客観評価は高い

2023年6月21日
1巻。
どこが合わないかっていうと冒頭の経緯。
無理くりすぎてなぁ。
革命っていうかただの暴徒だし。
権力者は腐敗堕落を極めるというよく言われる単純構造。
三國に持っていくのに後漢のオマージュという言い訳も立つがそれにしても少々雑。
まぁとにかく三國始めたいんでしょう。
という大人の理をまぁあるわなと先読むと内容は面白い。
ただ、とある場面でそこでそのままそうする?という大疑問が。
その場面も先の話に繋げるためなんだろうなと理解しつつも先の不安を感じる。
メインストーリーに入ってからは主人公のキャラが出て言動は面白いし、他のキャラとのやり取りも面白いしテンポが良い。
私が気になるような細かい所が逆にガシッとハマったり気にならない人もいると思う。
話自体や設定、表現は客観☆5なので、そういう人にはくっそ面白いだろうなと思う。
私にとっては、ここまでやり取りを面白くかつ賢く描ける人がどうして冒頭やそれらになるんだろう、思想?なんて思いが頭のどっかに浮かびつつなので続きは保留。
この先も単純構造、小悪党が出て来る話なのかと思っちゃいますね。
好きなジャンル、面白い漫画なだけに細かいところまで逆に求めてしまう。
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