死役所
」のレビュー

死役所

あずみきし

最近はちょっとしんどい

ネタバレ
2023年6月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻表紙でギョッとしますが、内容はいいです。
2巻漫画家の「腐ったアヒル」は余韻があり、3巻お笑いコンビの「カニの生き方」は泣き笑いで感動できて特に好き。
死役所の職員たちの過去(罪)を縦糸、そこを訪れる人たちの人生を横糸に話が編まれていて、職員のハヤシくんが他人の心を理解しようと行動し始めたり、死後の世界ながら前に進んでいく感じがあったのですが、22巻、最新刊(23巻)辺り停滞気味?
人情家のイシ間さんがいないのも、縦糸が弱くなったように感じる理由かもしれません。
シ村さんやニシ川さんの過去はもう掘り下げられないのでしょうか。「納得して成仏」する日はくるのかな。進展なく、訪れる人の話が延々と続くのはちょっとしんどい。
各話の最後に登場する写真が、実際にありそうな感じでリアル。どんな人にもあった幼い頃などの幸せな風景に胸が痛くなります。
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