完結まで読んでレビュー追記





2023年6月30日
なんかオラついたタイトルと表紙に苦手意識を持ってしまい、広告やセールで見かけてもスルーし続けていた作品。完結を機にやたら1巻試し読みが目についたので、なんとなく読んだのですが、今までスルーしてたのを激しく後悔しました。ガチのTLなのに、物語に厚みがあるというか、しっかりしているので読み応えがあります。特に流というキャラが完璧なまでに確立されていて、ところどころに彼にしか言えない見事なセリフが爆弾のように投下されて、読んでいる私のハートは大惨事でした。こんなセリフどうやったら思いつくんだろう。おやぬ先生、天才だな!
初対面からサカってばかりの流と亜衣なので、そりゃぁもう濃厚な描写の連続となっている訳なのですが、いつもなら巻数が進むにつれて胸焼け気味になって飽きがくるのですが、この作品はそれが全くないんです。特に魅力的なのは流の表情。普段はクールで表情に出さないのに、亜衣に心動かされた時の隠しきれてない表情が最高です。別に自分に向けられている訳ではないのに、本気でときめいてしまいます。無駄のないシンプルな絵柄で、こんな微妙な表情を描き分けるおやぬ先生、やっぱり天才だな!
あと、個人的にシリアスと笑いのバランスを重要視するのですが、このお話は絶妙なんですよね。亜衣も苦労していますが、別の意味で流の背景も重苦しくて、ここから命懸けで乗り越えていかないといけないっぽいのですが、良い感じに笑いが気持ちを軽くしてくれるので気がふさぐこともなくサクサク読めてしまいます。TL読む方なら、この作品は本当にお勧め!!おやぬ先生の他の作品も読んでみたくなりました。(追記)なんなのもう!!!ってくらい最高なラストでした。最後のページ、それを体現するような二人の表情が印象的でした。彼らのその後もずっと読み続けたいと思うくらい面白かったです。物語の緩急の付け方が独特で飽きがこないんで永遠に読んでいられる気がします。只今コレクターズエディションの購入を検討中w
初対面からサカってばかりの流と亜衣なので、そりゃぁもう濃厚な描写の連続となっている訳なのですが、いつもなら巻数が進むにつれて胸焼け気味になって飽きがくるのですが、この作品はそれが全くないんです。特に魅力的なのは流の表情。普段はクールで表情に出さないのに、亜衣に心動かされた時の隠しきれてない表情が最高です。別に自分に向けられている訳ではないのに、本気でときめいてしまいます。無駄のないシンプルな絵柄で、こんな微妙な表情を描き分けるおやぬ先生、やっぱり天才だな!
あと、個人的にシリアスと笑いのバランスを重要視するのですが、このお話は絶妙なんですよね。亜衣も苦労していますが、別の意味で流の背景も重苦しくて、ここから命懸けで乗り越えていかないといけないっぽいのですが、良い感じに笑いが気持ちを軽くしてくれるので気がふさぐこともなくサクサク読めてしまいます。TL読む方なら、この作品は本当にお勧め!!おやぬ先生の他の作品も読んでみたくなりました。(追記)なんなのもう!!!ってくらい最高なラストでした。最後のページ、それを体現するような二人の表情が印象的でした。彼らのその後もずっと読み続けたいと思うくらい面白かったです。物語の緩急の付け方が独特で飽きがこないんで永遠に読んでいられる気がします。只今コレクターズエディションの購入を検討中w

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