このレビューはネタバレを含みます▼
腐女子垂涎もののスーツ男子ですが(自分調べ)、仕立て屋が舞台というと自ずと期待値は高まってしまうというものっ、が…、イヤぁ初読みですが、作画の素晴らしい作家さんで、そのハードルを優に飛び越えていらっしゃいます!表紙のチェックスーツの着こなしは本当に素敵だし、シルエットに丈感に言う事無しの、見目麗しいスーツ男子を堪能させていただきました!特に太もものラインのフィット感が好きっ。ありがとうございますっ。
〈脱サラし、恋人とも別れ、ゼロからスタートすべく祖父の遺した仕立て屋「ギンモクセイ」を継いだ生吹(ウブキ)。だが、商売は中々上手く行かず閉店の危機に。そんな中、突然モデルばりのイケメン灯生(テオ)が現れ、生吹を「プロデュースする。一流店の店主に変えてやる、俺に賭けろ」と言い出して…。〉銀座一流レストランの元メートル・ドテル・灯生(30)×潰れかけのテーラー「ギンモクセイ」店主・生吹(35)。
店の立て直し、人生の再生、更にテオは何故何の為に現れたかのミステリー要素も加えて、読み応えあるストーリーになっています。生きる土台がしっかりしてこその恋愛というのか、すぐソッチに行かないところが又良い。スパダリの灯生は勿論のこと、生吹も情の深い魅力的なキャラ。少ない乍らエロもちゃんとラストに有りますよ。生吹のシャツの裾ぉー!灯生のテオってばスタイリッシュでイケメンだったよぉおぉっ!と、穴があったら叫びたい(切実)。特に下巻の描き下ろしエロは大胆な生吹さんのエッチくて美しいカラダと、子供っぽいテオが最高でしたっ。ワァオっ(//∇//)
(上巻)描き下ろし4p(1話の後のお話)、総165p。(下巻)描き下ろし18p(テオ、西島さんとの商談の後でw)、電子描き下ろし1(灯生の笑顔)、2(生吹のソックスガーター)各1p、カバー下あとがき2p、総170p。