東京-臨界点-
」のレビュー

東京-臨界点-

ハル

おまけの続きを読ませてください…!!泣。

ネタバレ
2023年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ はぁ〜〜大好きなシリーズの最新作。臨界点。感無量です。東京シリーズはBLという括りではなく、まるでヒューマンドラマのようなめぐり巡る人間模様。虐○、性被害、暴力と重いテーマがてんこ盛りなのに安っぽくならない。それぞれの過去、想い、そして成長、全てが詰まっていて読み終えたあとの満足感が本当に凄いです。劣悪な環境で育った神宮寺が初めて執着したのが早乙女だった。早乙女を手に入れるためには手段を選ばない神宮寺が執着攻めが主食の私にはぶっ刺さって仕方がなかった。黒髪執着攻めほんとありがてぇ...。電子のおまけ14Pは、もうおまけじゃないです、色々繋がるのでこの作品のファンは絶対読むべきです。おまけの続きを熱望したい。蓮と再会してほしい。恭平が蓮との写真を大事にしていたこと、その写真を捨てられて親に泣いて怒ったところに胸を締め付けられました。ずっと蓮と比べられ、親の言いなりになり、追い詰められるほど苦しかった恭平が(多分初めてであろう)親に逆らったのが蓮のことでってところがもう涙です。兄弟が再会してあの毒親に一矢報いてほしい。やっぱり私は先生の作品大好きだなと改めて実感しました。
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