このレビューはネタバレを含みます▼
スモーキーネクターのスピンオフ。雑誌で少し読んで、スモーキーとはずいぶん毛色が異なるなぁ、どこに落ち着くのかなぁと楽しみにしていた。結果、年数かけてこの時のために鍛え準備し、覚悟した者の勝ち。甘さがないかと思いきや、有ったね〜甘さ。壱真の桜次郎への執着は強さ、特別感から始まったけれど、気がついていないだけで、ほぼ一目惚れよね。綺麗で野性味があって、懐かない猫。懐かせてみたい、自分のものにしたい溺愛と執着の狭間。同じく特別感ある可愛い弟を大事にしたかったのに、「家」が大事にする方法を間違えて、お兄ちゃんのブラコンが一旦は壱真から切り離したけど。懐かない猫の見えない孤独を知るのに、ずいぶんと時間がかかった。条件づけされた猫が意思を持って、剥き出しで求めてきた壱真の元に帰る。そしてネコになることを受け入れる(笑)ドラマじゃん!一心同体。自分のものになったら、甘かったわぁ。倒錯しているけど、ただのどSではなかったな。気位の高い猫も、本気でぶつかってくる相手は無視できなかったね。体格差あり、壱真の真の溺愛、なかなかよかったよ。それこそ、死が2人を分つまで、だな。桜次郎がお風呂で自分のちびちんをフニフニするの、可愛かった(笑)
スモーキーの2人もちょっと出てきて、安泰なのがわかりニヤけるね👍