飴色パラドックス
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飴色パラドックス

夏目イサク

極端な事件はないのだけれど...

ネタバレ
2023年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ なぜかスルスル読めちゃう。普段、割引やキャンペーンのときにしか本を買わないのに、1巻を購入して読んだらいつの間にか6巻まで購入してました。なんならこれから2周しそうな勢い。1巻の前半はこれどうやったらBLになるの?ってくらい尾上(受)が喧嘩腰なんだけど、気づけば両思いになっていて、しかもそれが不自然じゃない。そして巻数を追うごとに蕪木(攻)の懐が深くなる。尾上のちょっとめんどくさいなってところをまるっと包み込んでしまう。ええー、こんな大きな愛で包まれたい。尾上は何かあるたびに別れを切り出されるんじゃとか嫌われてしまうんじゃないかと心配したり悩んだりして周りに相談するけど、周りは「それはない」とはっきりしてるところが面白いです。蕪木から尾上を離すことはないんだろうなぁという安定感が知れてニコニコしちゃいます。尾上、大丈夫だぞ!思っている以上に愛されてるから心配するなと応援してあげたくなる笑 お、今回はこじれそうか?という流れになってもきちんとお互い軌道修正するから安心安全で読めるのがいいところ。まだまだ続きがあるようなので購入に迷ってる方は巻数が少ないうちに買っておいたほうがいいかもしれません。損はないです。
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