婚約者は、私の妹に恋をする
」のレビュー

婚約者は、私の妹に恋をする

ましろ/はなぶさ/宵マチ

登場人物誰一人として感情移入できない

ネタバレ
2023年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻まで読んだ感想を。

まず、読んでいて全く楽しくない。感情が無になる。原作ファンの方は「完結を待って!」と仰るが、最後のハッピーエンド1割の為に、過程の9割で我慢を強いられるのは勘弁。

あと、登場人物達。主人公の婚約者も、主人公の妹も、主人公の護衛騎士でさえも、正直みんな好きではないが、一番読んでいて嫌いだなと思ったのは主人公だった。可哀想なのはループ1〜2回位まで。それ以降はもう、学習能力のない、あらゆることに向き合わない自分のせいでしょ。割と早い段階で「主人公が可哀想」、「婚約者と妹ムカつく!」の感情はなくなった。自分で自分を本気で救う気がなかったら、いつまでも自分を不幸と思っていたら、そりゃあ何回ループしても地獄を見るに決まっている。

どなたかが「この作者とは合わない」と仰っていました。多分、それだけ独特の感性なのでしょうか?合う人には合う、合わない人にはとことん合わない。そんな話です。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!