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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 大福ちゃんと王子さま

    千葉コズエ

    自己投影型向きの作品
    ネタバレ
    2025年3月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 7巻まで購入して読んでいるところですが、早い段階で惰性でページをめくっています。あまりにも都合がよく、展開も簡素で、結構残念でした。

    15年の片想い歴があるにしては、イケメンに堕ちるのが早い。イケメンも、どこにでもいる普通女子に堕ちるのが早い。1番驚いたのは、『都会育ちイケメンは自分のことを好きかも』とヒロインが思っているところ。幼なじみ相手に長らく片想いしていた割にはプラス思考だなぁ……と。結局「イケメンだから」、「ヒロインだから」という展開ありきで心理描写がおざなりになり、1巻終わるごとの読後感は空っぽ。

    喜怒哀楽が喜楽に偏っているので、ヒロインに自分を投影するタイプの方はキュンキュンできると思います。逆に、怒哀の表現が少ないので、登場人物の恋愛物語に浸りたいタイプの方はおすすめできません。
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  • 花は二度咲き乱れる【マイクロ】

    甘宮ちか

    絵だけは綺麗
    2025年1月6日
    うーん。メイン3人に全く魅力がないから話に入り込めない。この3人がわちゃわちゃしているところを冷めた目で傍観する自分がいる。何と言うか、みんな揃いも揃って悲劇のヒロインとヒーローに酔っている感じ。自分が1番かわいいタイプが3人も集まっちゃったから話が進まない上、同情も感情移入もできない。見た目は大人なのに中身がまるで子供の登場人物たち。もう少し大人な三角関係を見たかった。
  • 黒狼王と白銀の贄姫

    白木苺/高岡未来/vient

    姉の発言は一部正しい
    ネタバレ
    2024年10月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 星2つは4巻を読んでの評価です。それまでは割と良かったのに……。
    王妃となって母となったヒロインは中身も成長したのかと思いきや、とんだ誤解だった。周囲が警戒し、あれだけ諭してくれたのに。ヒロインは見るからに敵である姉を「信じたい」だなんて滑稽すぎる。「分かり合えない」と嘲笑う姉は正しい。人を信じるヒロインをヒーローは彼女の美徳と捉えているようだけれど、確固たる信念のもとに信じる賢さと、漠然とした不確かなものに縋って信じる愚かさは全く違う。王妃としても母親としても残念なヒロインに呆れてしまった。きっと彼女は自分で立ち上がることもなく、また誰かに助けてもらうのだろう。
    4巻は読んでいてイライラしたので、この作品はここまでにします。
  • どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます

    セレン/碧貴子/すらだまみ

    最後まで理解できなかった
    ネタバレ
    2024年10月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 星2.5。

    完結ということで最後まで読みましたが、結局本を閉じた今でも王太子の思考回路を理解することができませんでした。

    理解不能なキャラクターなんてこの世にごまんといますが、この王太子は特殊です。始まりから終わりまで、一体何がしたかったのかが本当に分からない。願望、思考回路、本音、行動、それらがてんでバラバラ。ちゃんと漫画内でそれらを明記しているはずなのに、なぜだかぼんやりとしていて頭に入ってこない。

    恐らく展開優先でキャラクター作りをしたせいで、王太子の設定がおかしなことになったのでは?「ヒロインを愛していると自覚しているのに、その彼女を敵視する令嬢に妹的愛情を抱く」なんて設定は流石に無理やり感が拭えない。これは展開優先で王太子の人格を設定したゆえの不具合だと思う。それを説明しようにも作者本人がきちんと理解できていないから、その部分が終始ずっとぼんやりしたまま。あまりにもズレが目立つから、レビューで指摘している人が他にもいるほどです。

    それだけで評価を下げる結果となってしまうなんて実にもったいない作品です。
  • 絶望令嬢の華麗なる離婚~幼馴染の大公閣下の溺愛が止まらないのです~

    高槻和衣/馬籠ヤヒロ

    華麗なる離婚はなぜ1回目にできなかった?
    ネタバレ
    2024年9月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 無料の1巻だけを読んでの感想を。

    ……この作品、設定がとっ散らかっていませんか?白い結婚からの離婚を夢見て3年も耐えた無力なヒロインが回帰したからっていきなり賢くなる?無駄な3年間、彼女の両親と仲良し幼馴染は何してた?そもそも何でこんな愚かな政略結婚が成り立った?辺境伯が賢い領主設定ならば娘の結婚はこんなことにまずならないよね?だいたい折角回帰したのに何でそのまま結婚したの?どう考えても結婚自体回避できたでしょう?この悪役2人と関わること自体時間の無駄じゃない?

    作者が流行りの異世界回帰ものを書きたかったことは分かる。それならばまずは背景を徹底させよう。悪役2人や取り巻き貴族のレベルが低過ぎて、作品と国全体のレベルも低く見えるから、もっと普通の人間レベルまで上げて欲しい。嫁ぎ先の侯爵家の破綻も、当主交代からの方がまだ政略結婚の意味が見えてマシ。幼馴染のヒーローもこのままでは無能同然なので、当時から力のある大公ではなく、出生が複雑な成り上がり設定にしてみるとか。

    とりあえず1巻を読んで思ったことは、「親しい人達さえ助けてくれない結婚3年間がなぜ存在するのか分からないし、回帰後の人生の選択も理解できない」だった。2巻からはお金がかかるのでここでリタイアします。
  • 逆行した悪役令嬢は、なぜか魔力を失ったので深窓の令嬢になります

    さかもとびん/蒼伊/RAHWIA

    1巻がピーク
    ネタバレ
    2024年8月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻まで読了。そこまで読んだのに、読了後、私には何も残らなかった。「面白かった」とか、「ドキドキした」とか、「続きが気になる」とか。そういった感情が全く湧かないくらいのお話でした。

    他のレビューにもあるように、1巻までは良かったです。そして2巻以降の失速。1巻を楽しめたからこそ、皆さんは【失速】という言葉を選ぶのでしょう。

    理由はそれぞれあると思います。●ありふれた展開で他作品に劣る。●男女ともに性格や考えが180度変わりすぎて感情移入しづらい。●魔力が枯渇したのに精霊と契約したらタイトルにそぐわない。●肝心の聖女は4巻まで放置の上、恐らく転生者(未読のため推測)。●基本的にご都合主義。

    やっぱり物語にとって『感情移入できない』作品は致命的だと思います。本を読んでいるはずなのにそこにある世界が真っ白に感じる作品は、申し訳ないですがここでストップしようと思います。
  • 王子様なんて、こっちから願い下げですわ!~追放された元悪役令嬢、魔法の力で見返します~

    春原まい/柏てん/御子柴リョウ

    題名通り『願い下げ』で終了が一番スッキリ
    ネタバレ
    2024年8月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 無料分だけ読了。しかも無料分全ては読めずに途中で脱落しました。

    何と言うか、読んでいると気づかないうちにストレスが溜まる不思議な作品。恐らく原因は【登場人物たちの言い訳が酷い】ことだと思います。

    ヒロインは「願い下げ」というしっかりした自分の意志があるはずなのにそれを捻じ曲げ、ヒーローは謝罪をしているはずなのに自分は被害者だという気持ちが抜け切らない。

    特にヒーローに対して好印象がない。初恋相手のヒロインを脅かす存在である義妹に好意があるから魅了魔法にかかったんですよね?そのせいで王太子という立場のくせに他国の貴族を殺してしまったんですよね?それなのに廃太子にもならず平然とその立場に居座っているんですよね?いくら魅了魔法のせいだとはいえ、王太子らしからぬ行為をし、果てには人を殺した者がヒーローであり被害者ヅラをするなんて。

    この作品、読んでいると内容が重いはずなのにどこか軽いなと所々感じるんですよね。たぶん、作者様自身が命を軽く見ているのかなと。だから登場人物たちも言動に反して命を軽く見ている。

    まぁ、そもそもたった一人の魅了魔法ごときで国々が脅かされる設定の方が魅了されないのですがね。
  • 名も知らず

    ヤナギナギ

    評価分かれる作品
    ネタバレ
    2024年8月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 全巻読みました。

    多分、序盤で脱落したり、相馬さんに悪者の烙印を押したり、彩音を自業自得だと思って嫌悪する方が多い作品に思います。

    けれど中身をよく読んでから二人を想像すると、私は二人に嫌悪感を抱くことはできませんでした。

    彩音はあの時まだ高校生で、遅れてやって来た初めての発情期で、頼れる保護者も友人もいませんでした。相馬さんは控えめな大学生で、理性を失うようなαの性を初めて経験して、責任を取れるような力はまだありませんでした。二人よりも大人である私は何とでも言えるのだろうけれど、全巻通して涙で顔をグチャグチャにしながら足掻く彼女達を、私は同情はしても非難はできない。

    前半は彩音視点、後半は相馬さん視点で描くことで真相が徐々に見えてくるストーリー展開になっています。オメガバース作品としては珍しく心理描写重視の作品。だからこそ胸に刺さりました。最終巻のハッピーエンドは、他作品のそれよりも重いものに少なくとも私は感じました。
  • 恋したがりのブルー

    藤原よしこ

    想いが色褪せない素敵な作品
    ネタバレ
    2024年8月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 10年以上も昔の作品なのに何度も読み返してしまう貴重な恋愛物語です。
    まず心理描写が素晴らしい。読んでいて心がギュッと締め付けられる、自分まで泣きたくなる。メインキャラ4人が一生懸命恋している。
    何よりも私、スパダリよりも不器用男子が好きなんです。スパダリは結局ヒロイン以外の女性の存在を匂わせているので、読めるけれど深くは入り込めない。この不器用男子・陸はただ必死で、ただ一途で、道を迷いながらも泣きながら蒼を求める、ある意味スパダリよりもカッコいい男子。しかも最近ではほとんど見られなくなった正真正銘の一途男子です(途中でヒロインのお膳立てにより他彼女を作りますが、中身はヒロインに一途、だから不器用男子)。だからついつい応援してしまいます。
    「恋をするってこういうこと」、表面的な恋愛モノではなく心理的に揺さぶられる恋愛モノをお探しの方に強くおすすめします。
  • 義妹にすべてを奪われたのに元婚約者(上司)が溺愛してきます。

    新奈シオ/セカイメグル

    序盤で脱落
    2024年8月5日
    これは商業出版なのではっきりと書きます。

    展開ありきもいいけれど、展開のことしか考えていないから世界観が滅茶苦茶な印象。人物像も物語の背景も行動理由も、すべてが全く練られていない。この内容で没入できる人は、小説を読む時に表面しか見ていない人だと思う。作者も出版社もこの世界観を不思議に思わなかったのか?私は序盤で脱落した。
  • 好感度ゼロからはじまる宰相閣下との結婚生活

    茅谷しょうゆ/マチバリ

    作品の背景には大事なコト。
    ネタバレ
    2024年4月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻まで購入。内容はよく見かける展開ではあるものの、途中までは読めました。

    けれど黒髪君が乱入してからは……。いち騎士が降嫁したとはいえ自国の王族に対して『いいご身分ですね』と暴言を吐いた挙げ句、指をさすとは。いくら小国でも不敬罪もいいとこ。今まで「後回し」の表現はあっても、「邪険」の雰囲気はなかったからビックリ。その後にやって来た文官も、ヒロインに対する本当の意味での敬う姿勢が全くない。……王族への忠誠心って軽いな。

    もしかしたら原作者はそうすることで作品をカタイ世界観にしたくなかったのかもしれないけれど、それでもあのシーンのせいで作品全体の印象がガラリと変わった。私はそこで一気に冷めました。

    日本にも皇族が存在するのにこのような作品が多数あるのは、やはり敬う心の差だろうか。

    展開はそれなりでも、細かい心理描写がおざなりだと作品に引き込まれなくなってしまいます。その部分がきちんと表現されている同系列の他作品が数多ある以上、私がこの作品を引き続き読むことはないと思います。
  • ピンクとハバネロ

    里中実華

    「初めは良かった」の声に同意!
    ネタバレ
    2024年2月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ レビューを読んでいたら、評価を下げた方々がみんな同じところでガッカリしていて納得。そう、初めは良かったんです!なのに、どんどん内容が雑になってきている。主人公カップルがくっつく前に読者に脱落させるマンガも珍しい。

    一番の残念ポイントは、ヒロイン・ヒーローともに性格がだんだんと捻くれてきたこと。そしてトドメがなつめと陽向の参入。ここでヒーローの設定がよく分からなくなり「えっ、何がしたいの?」と思わせ、ヒロインも主人公の位置から陥落してそこら辺のモブ女並みの中身と扱いになってしまった。

    恋愛マンガって、読者が応援したくなるようなヒロイン・ヒーローを創り出さないとダメだと思う。少なくとも私は5巻以降の2人を応援する気はない。
  • 空っぽ聖女として捨てられたはずが、嫁ぎ先の皇帝陛下に溺愛されています

    小山るんち/琴子

    さようならヒロイン
    ネタバレ
    2024年2月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 綺麗な絵に惹かれて読んでみました。読んでびっくり。ヒロイン・ティアナは1話の終わりで退場。そこからは前世の記憶という名の乗っ取りで、ヒロインの座はエルセに奪われてしまいました。『ティアナ』の頑張りを見たかったのに。

    しかも、つい応援したくなってしまうティアナと違って、エルセは表情も口調も態度も勝気。悪者大聖女シルヴィアと何が違うの?ヒロインとしては全く惹かれない。

    まぁ、冒頭で17年前に亡くなったであろうエルセに想いを馳せている皇帝を見て「まさか……」と思ったけれど。2話前半でリタイアした私には分からないが、17歳のティアナに対し、この2人は何歳設定だったんだろう。エルセを想いながら17歳の無能聖女を皇妃にしようとする皇帝もイヤだ。

    とにかく、この話は初めに『ティアナ』へ感情移入をさせた時点で失敗だと思う。単なる転生モノを見たい読者にはいいが、物語を読みたい人には不評だろう。あーあ、ティアナ、帰ってこないかなぁ。
  • Berry’sFantasy悪役令嬢は二度目の人生で返り咲く~破滅エンドを回避して、恋も帝位もいただきます~

    赤羽にな/雨宮れん

    流行に一線を画した結果
    ネタバレ
    2024年1月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ とりあえず七話まで読んだ感想を。

    何でだろう。読み進めるごとに感情移入しづらいなと思っていましたが、ここのレビューを拝読して分かりました。たぶん、ヒロインの厚顔無恥さが引っかかったんだと思います。

    ヒロインは前世の無能な行いで処刑になったのに、死ぬ直前までそれを省みなかったのに、なぜに回帰して帝位を目指したの?その権利もないのに?三大大公家でも第三位の地位だよね?皇家には皇子が五人もいるよね?皇子五人のことも、よく知りもしないで(第一皇子は除く)ろくでもないと言い切ったよね?何もしなかったヒロインが自分以外を見下して皇帝になるって、とんでもないなと引いてしまった。終いには『二度目の生は国を滅ぼさないようにという神の意志』という思考。民を苦しめて処刑された皇家直系でもない人間に?「謀反を起こす人ってこういう思考なのかな?」と、失礼ながらヒロインを見て思ってしまった。

    これで『ヒロインすごい!』、『皇帝になる姿を見てみたい』なんて言っていたら、孤児院の実態に気づかなかったヴィルヘルム殿下と読者はなんら変わらない。表のいい部分だけを見て、裏に隠された人間の本質はまるで無視。

    まぁ、ヒロインは不仲だった両親の仲を取り持って、本来生まれてくるはずだった異母弟の存在については全く気にも留めないくらいだから、他人(国民)を想っているようで本当は自分第一ということは透けて見える。そういう人格だからこそ、『自分が皇帝になる』と豪語できるのかもしれない。
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  • 指輪の選んだ婚約者

    早瀬ジュン/茉雪ゆえ/鳥飼やすゆき

    ワクワクしない
    ネタバレ
    2023年9月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みをして面白そうだなと思い、クーポンもあったので1巻だけ購入しました。多分、話はしっかりと作られている方だと思います。流行りに乗っかればいいという作品が多い中、悪役令嬢ものでも、転生ものでもない異世界作品は貴重。……けれど、ワクワクしないんです。

    魔法を題材にした作品において、『ワクワク』は1番重要な感情。それがこの作品を読んでも湧き上がらない。他の方も仰っていましたが、恐らく単調な展開が原因かと。凪よりも荒波。物語は起伏があるから『物語』になる。

    あと登場人物たち。個性が見られない。明るい、暗い。強い、弱い。真面目、卑怯。外見や能力ではなく、内面の個性。その振り幅が小さく、1人1人の印象が弱い。登場人物に個性があるから世界が生き、世界が生きて初めて読み手は感情移入ができる。1巻を最後まで読みましたが、結局私には何も残らなかった。

    最後に1つだけ。模擬戦の時のヒロインの行動。ヒーローの相手が模擬刀を使っていないからといって憤り、観覧席から戦いの場に出るという行いは愚かだった。卑怯とはいえ、あの場は騎士と騎士の真剣勝負。部外者がしゃしゃり出るのはご法度、下手したら死者が出るかもしれない危険行為。あのヒロインの行動に怒りを覚えたのは私だけ?あれだけでも2巻以降を購入しない理由になりました。
  • 悪役令嬢に転生したはずが、主人公よりも溺愛されてるみたいです

    菜々/九田こすも/茶乃ひなの

    女性向けではなく少女向け
    ネタバレ
    2023年9月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻まで購入。新刊発売を機に読み返しましたが、改めて読むと気恥ずかしくなってしまいました。

    まず、女性向けではないです。少女向けです。リディアの転生前は社会人だったようですが、同じ社会人の私から見ても精神年齢が微妙です。本来のヒロインであるサラに至ってはもっと酷い。現代人が二人ほど転生しただけでここまで幼稚になる小説の世界なんて、元々の登場人物たちが可哀想過ぎる。まぁ、これは他の小説原作漫画でも言えることですが。

    悪役令嬢や転生ものって流行ってますよね。けれど、だからこそそれに甘んじることなく、『これぞ物語!』という世界観のある小説や漫画を読みたいのに……。原作者様、編集者様には、この話がどんな風に見えているんだろう。とりあえず3巻は購入しません。
  • Berry’sFantasy虐げられた花嫁は冷徹竜王様に溺愛される

    ナナキハル/もり

    溺愛という言葉を辞書で引いてみよう
    ネタバレ
    2023年8月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 四巻まで読みました。タイトルの通りです。きっと作家様も編集者様も、溺愛という言葉を知らなかったのだと思います。

    設定もよく分からない。結局獣人はヒロインを受け入れているの、いないの?ヒロインはある程度剣術を習得しているのに、王族としての教育は?獣人は浮気をしないと言っているのに、あのカミーラは?番になるまでは恋愛自由なの?そもそも十年前から竜王はヒロインを気にかけていたのに、他の女性の存在は何?溺愛どこ行った?

    確かに作画もなんとも言えない。それ以降を試し読みしましたが、読んでいて楽しくなる展開ではありません。辛い思いをしてまで、私は本を読みたくはない。
  • 婚約者は、私の妹に恋をする

    ましろ/はなぶさ/宵マチ

    登場人物誰一人として感情移入できない
    ネタバレ
    2023年7月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻まで読んだ感想を。

    まず、読んでいて全く楽しくない。感情が無になる。原作ファンの方は「完結を待って!」と仰るが、最後のハッピーエンド1割の為に、過程の9割で我慢を強いられるのは勘弁。

    あと、登場人物達。主人公の婚約者も、主人公の妹も、主人公の護衛騎士でさえも、正直みんな好きではないが、一番読んでいて嫌いだなと思ったのは主人公だった。可哀想なのはループ1〜2回位まで。それ以降はもう、学習能力のない、あらゆることに向き合わない自分のせいでしょ。割と早い段階で「主人公が可哀想」、「婚約者と妹ムカつく!」の感情はなくなった。自分で自分を本気で救う気がなかったら、いつまでも自分を不幸と思っていたら、そりゃあ何回ループしても地獄を見るに決まっている。

    どなたかが「この作者とは合わない」と仰っていました。多分、それだけ独特の感性なのでしょうか?合う人には合う、合わない人にはとことん合わない。そんな話です。
  • 二十と成獣

    空神セイ

    ここは職場だよ!
    ネタバレ
    2023年6月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 面白そうだなと思って購入しましたが、早速後悔。ここは恋愛をする場?ここは職場だよね?っていうくらい、主人公達はそこで恋愛脳を繰り広げるばかり。みんな揃いも揃って十代か!

    そもそも恋に落ちたキッカケって何?ヒロインは優しさ?ヒーローは付箋?そんなのどこにでも転がってるよ!

    終始一貫して恋愛脳で、読んでいて疲れちゃったよ。少女マンガだから仕方ないかもしれないけれど、それでももう少し大人の魅力を出そうよ、みんな。
  • お嬢と番犬くん

    はつはる

    この手の話いくつめ?
    ネタバレ
    2023年6月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻無料と以降の試し読みを読んだ感想。

    ヒロインが進学する高校を目的持って選んだ設定だから、ヒーローは若頭じゃなくて同年代の高校生の方が良かったな。その方がヒロインの心の強さが際立つし、タイトルの「番犬」は別にヤクザじゃなくてもいいし。

    結局若頭に転がるんだと思ったら萎えた。若頭は顔以外に良い面がないから。女関係も信用できないし、無駄に独占欲見せるし、全然お嬢守れてないし。

    お嬢とヤクザの組み合わせが流行りか知らないが、同じ話がそこら辺に散らばっているから、せめて何かしらオリジナリティを持たせてほしい。恋愛初心者のお嬢と百戦錬磨のヤクザの話は飽きた。
  • 政略結婚のはずが、溺愛旦那様がご執心すぎて離婚を許してくれません【分冊版】

    シリ崎/木下杏

    真新しさもドキドキもない
    ネタバレ
    2023年5月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ クーポン対象の五話まで読みました。うーん、何だろう。とりあえず「面白くない」の一言。

    まずヒロインの処女設定に「またか」とゲンナリ。心の声も多いし、なんだかんだ言って旦那のこと気にし過ぎだし、芯の通った女性なのかと思いきや心の声を見る限りそうでもない。

    一方のヒーロー。特にこれといった魅力がない。その上顔合わせ時のヒロインのへらっとした笑顔で興味湧くとか、結構ガッカリ。いわゆる愛想笑いでしょう?それに惹かれる男性いるかな?

    そもそも登場人物達が血の通った人間に見えない。絵のせいか、心理描写のせいか、まるで機械のよう。

    惹かれるお話だったらクーポン対象外の最新話を読もうと思っていましたが、五話までで十分です。
  • クール、なのに夜は甘くて。~同居人は溺愛中毒~

    小山るんち/雨乃めこ

    すぐにでも克服できそう
    ネタバレ
    2023年4月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 男嫌いの女の子が頑張って成長するお話……と思って一巻を購入。一話目でもう回復の兆し、さすがイケメン。

    初対面のイケメンに頬を触られて赤面、割と自然な会話、相手に自分のアイスを齧られても食べ続ける。これは全てヒロインがイケメンヒーローと出逢って一晩もたたないうちの出来事です。心の慌てぶりだけを見ると男嫌いなのに、実際の行動が全然男嫌いじゃなかった。逆に何でヒーローは良くて、今まで周囲にいた男子達は駄目だったんだろう。絶対周囲に優しい男の子の一人や二人はいたはずなのに。やっぱり顔?男嫌いに説得力ないなぁ。

    話はほんわかしていますが、初回で設定が覆されてしまったからどうも集中できない。男嫌い(本人は苦手と表現)を主軸とするならば、原因の男に対してだけではなく、もっとイケメン含む他の男子にも嫌悪感を出してほしかったです。なんちゃって男嫌いでは二人の秘密のやり取りが薄くなってしまうので、二巻以降の購入はないです。
    いいね
    0件
  • 悪魔と疎まれた私は、天使のような王子の気持ちがわかりません。

    おうせめい

    疑問点が多すぎる
    ネタバレ
    2023年3月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 二巻まで無料だったので読んでみました。すると疑問点がいっぱい。作者様はご自分で話を練られて不思議に思わなかったのでしょうか?

    ●「一族の栄光は当代まで」と言っておきながら、特に絶望するわけでもない父親。
    ●娘を買ってくれる先をどこぞの貴族と思っている父親。
    ●一国の第二王子に対してタメ口、呼び捨ての執事。
    ●感情のオーラが見える体質なのに、王宮で働くメイド長や使用人の黒い感情が見えていない第二王子。
    ●視察先の孤児院に対して、多分特に何も対処しないであろう第二王子。
    ●自分が乗る馬車の馬を宥めてくれたのに、その目の前で救世主が石を投げつけられても助けない第二王子。
    ●主人公を「自分の所有物」と言ってメイド服を着せておきながら、仕事をさせる気のない第二王子。
    ●主人公の至るところ(他の方のレビューに沢山あります)。

    全体的に何をどうしたいのか分からない話となっています。出版社の方もよくもまあ作品化されたなぁと驚きです。一体読者に何を伝えたいのか、何がこの話の楽しみどころなのか。目的を持った作品をどうか生み出してください。

    とりあえず、この王子は天使ではないと思います。
  • 王子に溺愛されたくないので元プリンセスですが男装執事になります!

    にーづま。

    早計だった……
    ネタバレ
    2023年2月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ばら売りの無料読みで面白そうだったので、単行本を一気に全巻買いました。……レビュータイトル通り、早計でした。

    別にヒロインが男装執事だろうが、話に無理があろうが、そこをツッコむほどの真面目な話ではないから別に良いのです。でも他の話にも言えることなのですが、「この手」の話はあくまでも『ヒロインがヒーローから逃げる』から面白いのであって、甘々路線に行ってしまったら話はそこで終わると思っています。

    この話のメインは「溺愛されたくないから男装執事になる」なのだから、ヒロインがヒーローに惹かれても『でもダメだ』と抗う姿が醍醐味に繋がるのでしょう。ですがヒロインは「なんちゃって溺愛拒否」へ早々に成り下がってしまいます。そこで本気で抗うことをやめたら、そこで話はハッピーエンドにて終了です。起承転結の結を迎えたら、話は締め括った方がキレイです。

    とりあえずノアを別の立ち位置にしていたら、話はもっと面白くなったような。話が進むにつれて、ヒーローの人格が崩壊していったこと、ラブコメ要素が盛大になっていったことも、この話が面白くなくなった要因かもしれません。流石に王子が城のガラス窓を突き破るのはちょっと……。
  • 嫌われ妻は、英雄将軍と離婚したい! いきなり帰ってきて溺愛なんて信じません。 【連載版】

    コヤマナユ/柊一葉/三浦ひらく

    内容が悪いわけではない
    ネタバレ
    2023年2月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 五巻まで読んだ感想を。

    序盤は面白くなりそうな雰囲気だったのに、一向に話が進まない。タイトルと序盤の流れから自分なりに期待した展開があったのに(ヒロインとヒーローのすれ違い)、一向にその兆しがない。何だかその期待は待っても訪れなさそう。

    私の勝手な期待でしたが、この話の展開において、甘々な二人はもう少し後が良かったです。周りも祝福ムード、ヒロインの心の障害も和らぎ、全体的に離婚なんてほぼ無意味な状況。それではタイトルにもこの話の見どころにも触れない。

    見どころに期待が持てなくなった今、続巻以降の購入はないと思います。
  • noicomi1日10分、俺とハグをしよう

    久我山ぼん/Ena.

    あれ?
    ネタバレ
    2022年11月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ お互い想いを伝え合うところまで読みましたが、結局ヒーローがヒロインを気にし始めたキッカケって何でしたっけ?

    ヒロインの場合は、ハグ友をキッカケに『彼が自分を特別扱いしてくれる優越感』かなと思いました。最近ありふれたこの手の話あるあるです。

    でもヒーローは?「カワイイ」としか言っていないような。半分飛ばし読み状態だったので見逃したのかな?しかし、中学の頃から女のコ遊びしていたヒーローが、あのヒロインに惚れるかな?何も秀でたところがなかったけれど。

    全体的には、よくある話のひとつという印象です。ヒーローはヒロインのことを「大切にしたいくらい好きな子」と元カノに話しながら、それまで普通に女のコ遊び(保健室でも他の子とイチャつく)をしていたし、元カノに宣言してから他の女子達を切っていく男です。ハッピーエンドは迎えるのでしょうが、その後は長く続きそうにない二人だと思いました。
  • 恋ヶ窪くんにはじめてを奪われました

    美麻りん

    2巻まででいいかな?
    ネタバレ
    2022年10月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 一応3巻までは読みました。ストーリー的にもう少し何か強みが欲しかったなぁという印象です。

    ヒロインとヒーローの、互いに恋に落ちる何かがもっと有れば良かったなと。ヒロインは今まで恋愛とは無縁だったのに、結局イケメンと少し親しくなっただけで恋が始まるというのはちょっと…。だったら今までどうにかなりそうなものだけど。ヒーローはヒーローで、大学生並のノリで(若いから仕方ないけど)軽いし、終いにはヒロインとランチ中に偶々会った知り合いの女性達と同席するって。自分も陰キャだから、あの状況はツライなぁと思いながら読みました。

    陰キャと陽キャの葛藤が見たかったのにあまりそんな展開はなく、割と早めにくっついたので、それからはもう普通の恋愛物語を眺めるだけになったので、購入はここまででいいかなと思います。
  • 【ピュール】一途すぎる幼なじみに溺愛されてます~わんこカレの本性はヤラシイ狼!?~

    只野あしがる

    この作品も他と同じだった…
    ネタバレ
    2022年10月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 五巻まで読みました。

    この手の話でいつも思うのですが、ヒロインは未経験でヒーローは経験済みでないといけない理由があるのでしょうか?

    このお話もヒーローは「今まで彼女はいたことない」と言っておきながら経験済みでした。女の先輩に襲われて?不本意な初体験?でも行為に対して気持ちいいと思った?そのシーンで疑問符を浮かべながら呆然とするヒーローが描かれていましたが、襲われたと言っても避妊は?避妊具つける余裕はあったの?まさか避妊なしじゃないですよね?

    その要らない設定だけでモヤモヤしてしまい、購入はそこまでにして本棚から削除しました。
  • 0から始めるオフィスラブ【描き下ろしおまけ付き特装版】

    楠もこ

    オフィスラブとは?
    ネタバレ
    2022年10月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画を読んでどんなに内心「えぇー」と落胆しても、基本私は星1をつけませんでした。それが世に出ることができた作品に対しての、私なりの配慮だったからです。

    でもこれは酷い。上司よ、何が「公私混同しない主義」だ。同僚もいるオフィスの中、デスクに向かって元カノを膝の上に乗せる上司がどこにいる。他にも諸々言いたいことはあるけれど、これだけはどうしても許せませんでした。恐らく社会人の方ならば、これがどれだけ非常識で恥ずかしいことなのかが解るはずです。仕事が出来る男?そんなワケない。

    オフィスラブを謳うならば、もっときちんと世界観を構築してください。「仕事が出来る人間」を描きたいならば、それに見合う行動を登場人物に取らせて上げてください。悪く言われるのは作者や編集者ではありません。その悪行を行った登場人物の方です。展開ありき上等ですが、だからと言ってヒーローである上司を貶めないであげてください。
  • 初恋彼氏は溺愛ストーカー!?【単行本版】【電子限定ペーパー付】

    上原た壱/南国パイン/春日部こみと

    綺麗な話と綺麗な絵
    ネタバレ
    2022年8月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 何でしょう。読んでいて心躍るわけでもなく、応援したくなるわけでもなく。ただただ話が単調に進んでいくだけの作品でした。

    とりあえず気になったことが以下。

    ●ヒーローは溺愛ではあるが、執着と呼ぶには軽い。行動がまだその域に達していない。

    ●ヒロインとヒーローの過去を見ても、なぜヒロインは7年も追いかけられるほど好かれることになったのか全く分からない。

    ●ヒロインは7年ぶりの再会にも関わらず、ヒーローを受け入れるのが早い。そのせいでストーリーに深みが無く、物語が始まったかと思ったらもう終わったようなものだった。

    ●ヒロインのお父さん、病室で途中から娘のことを「君」と連呼しすぎ。娘だよね?最初のように名前で呼ぼうよ。気になって話が頭に入らなかった。

    ●退院後。病室でヒロインから「好きな人がいる。でもヒーローじゃない」という話を聞いたのに、なぜヒーローは自分達が付き合っていると学校で触れ回るつもりだと言ったの?ヒロインの話を聞いた上でその行動に至る思考がさっぱり分からなかった。

    ●ヒロイン父とヒーロー父は、私にとって間違い探しだった。


    もう少し登場人物達に人間臭さがあったら良かったなぁ。ヒーローが嬉しくて泣くシーンも、確かに美しすぎる。逆にそれが話に入り込めない障害になっている気がする。7年もヒーローが待ち望んでいたことが現実になったら、きっと彼はあんな風に泣かないでしょう。話も絵も全体的に綺麗すぎて、だからこそ惹き込まれるものはありませんでした。
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  • 僕に花のメランコリー

    小森みっこ

    苦行のような内容でした
    ネタバレ
    2022年8月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんの別作品を読んでいて、そこのレビューで「この作品は好きなのに!」という声が多く、気になって全巻購入しました。

    いやぁ、一巻目から後悔です。イイコちゃんキャラの敬語ヒロインと、喧嘩も女性関係も派手な汚れヒーロー。全く似合ってない。似合わなすぎて『絶対に結ばれてほしくない!』と願った程です。そもそもヒロインは最初から最後まで「弓弦くん」しか頭になく、他に彼女の人生を彩るもの(家族以外)は無いのかと逆に中身空っぽに見えてしまい…。そしてヒーローはあれだけ荒んだ生活を送って自分自身を蔑ろにしておいて、今更綺麗な存在を望むのかと図々しく思ってしまいました。母ちゃん草葉の陰から泣いてるぞ!悪い意味で純真なヒロインと自分を大切にできないヒーローが合うわけがない。一気に購入した十三巻は、一頁一秒未満のペースで読ませて頂きました。それが私の限界です。

    幼い頃の想い出が綺麗すぎて、それに固執しているだけに見えました。私はセンチメンタルキスの二人の方が好きです。
  • 恋愛不感症ーホントはもっと感じたいー【単行本版】

    アキラ

    購入を後悔
    ネタバレ
    2022年7月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前から気になっていたので読んでみましたが、読み進めていくうちに違和感が。

    主人公はここぞという時の台詞は格好いいのですが、行動がどうも伴っていないような。「初めて来た男性の…」とか「簡単にヤる女じゃ…」とかキリッと言い放つ割には、理由はどうあれ異性の上司の家に転がり込むし、最終的にはその上司に簡単に堕ちているし。まだ彼氏と別れていない状態でのあの生活は、彼氏がしたことと何が違うのだろうと不思議でした。

    タイトルの『不感症』もよく分からず。不誠実に男性と付き合っていたのは自分なのに、全てを彼氏のせいにして勝手に幻滅してきただけでは?『不感症』の一言で自分の過ちを見てみぬふりして、身体の相性が良い人が現れたらいとも容易く堕ちて。ヒロイン効果で最初は彼女が良く見えていたけれど、段々自分勝手な人に感じてしまい、二巻の途中から読むことが苦痛になってしまいました。ヒーローの上司も主人公同様、格好いい台詞だらけですが、変なプライドが高く、実は自分の欲求第一の人。

    楽しみにしていただけに、なんだか残念でした。
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  • 絶対ない幼馴染とワケありなSEX~いい加減、俺に抱かれろよ

    提灯あんこ

    2巻の展開がどうしても…
    ネタバレ
    2022年7月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ まだ3巻までしか読んでいませんが、どうしても気になることがありまして…。

    主人公はプランナーとして誇りを持っている感じだったのに、なぜ2巻でプランナーらしからぬ行動に出たのでしょうか?幼馴染が婚約者(実は違う)と式場の下見に来ているところを見て、自分の想いに気づくまでは分かります。けれどその婚約者(勘違いです)の目の前で幼馴染を勝手に連れ出して、仕事中に泣きながら仕事場で想いを告げるって…。

    「実は雑誌の打ち合わせですよ〜」という展開だからOK…ということでしょうか?しかしあれはプランナーとして駄目でしょう。他に想いが通じ合う方法はなかったのでしょうか?あの主人公の行動に引いてしまい、どうしても以降話に集中できませんでした。
  • こんなの、しらない

    梨月詩

    少女漫画と女性漫画の融合
    ネタバレ
    2022年5月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 先に他の方のレビューを読み、一途で独占欲の強いヒーローに期待して無料三巻まで読みました。

    うーん、期待していた一途で独占欲強いタイプではありませんでした。一話で結ばれるくらいなら壁なんて有って無いようなものなのに、結ばれるまでに女取っ替え引っ替えのヒーローは嫌だな。独占欲強いというよりも、意気地無しで、結局傷つきたくない弱い自分が一番大事なタイプ。当て馬の男性もそれ用の女友達がいるあたりそんな感じです。

    また、登場人物の性格が少女漫画寄りなのに、やっていることが女性漫画風だから、何だか中途半端に感じてしまいます。特にヒロイン、社会人というよりも高校生っぽい。せめて仕事シーンにリアリティを持たせれば、もう少し女性漫画っぽくなったかもしれないです。

    とりあえず、性に一途さがない男共は要らないので、無料分で本を閉じます。
  • 東屋さんはこっちを見ない

    月島ミホ/砂原雑音

    記憶にも心にも残らなかった
    2022年4月23日
    二巻まで読んでいました。というのも、「三巻が出ました」と案内が来るまで本棚に置きっぱなし状態でした。三巻を買う前に復習しておこうと再度読みましたが、特に心を動かされることもなく。登場人物達が漫画の世界の中で生きている感じがしないからでしょうか。ワクワクもない、ギュッと胸を締めつけられるわけでもない。登場人物達が淡々と日常を送るところを、漫画という媒体を通して眺めるだけ。

    ということで、三巻は買わないことにしました。
  • カラダで感じる嘘の恋

    伊吹楓

    編集さん、仕事してください
    ネタバレ
    2022年4月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 毎日無料で読みました。私の言いたいことは、最新レビュー順で並び替えれば皆さんが書いてくださっていますので控えます。

    ただ一つ言いたいのは、プロ作家として世に出すのであれば、もっと物語を練ってほしかったです。古い時代の幽霊は何回も転生を繰り返してきた設定だからか、外見と中身が合っていなくて中途半端。幼馴染の二人は多少なりとも信頼関係が設定の醍醐味なのに皆無。だったら幽霊はそこまで昔ではない時代の人にして、二人は高校からの同級生で十分。それでもその設定に拘るのであれば、それなりの人物像を描くべきだったと思います。

    絵が綺麗なだけに、読者に「買って後悔」と言われる作品になってしまったことがとても残念です。
  • 契約婚~目が覚めたら結婚してました~

    日向柚希/ほり恵利織

    ヒロインにはヒロインたる強みが欲しい
    ネタバレ
    2022年3月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は普通に読めました。よく見かける設定、展開、キャラクター。本当によく見かけるので、どんなに主人公に愛着が湧かなくても読めました。

    けれど元カレ問題が起こってからの主人公が酷い。自分棚上げのオンパレード。ユキを悪者にして友人に相談も酷いが、ユキが主人公の失態を目撃しての暴挙と知っても軽く謝るだけでおあいこ扱い。正直苛々しましたが、それでもまだ読めました。

    次の45話。仲直り後の主人公、「いいこと思いついた」とユキと一緒に向かった先は空港、元カレの見送り。トラブルがあったばかりなのに、旦那と一緒に元凶の元カレの見送りに行くって。初めて漫画読んで『何だこの女…』と地で呟きました。主人公、絶対自分がそれをされたら被害者ぶるでしょ。何故自分がされて嫌なことを旦那にするの?こんな思い遣りのない女性が主人公の話はもう無理でした。そして、その話のサブタイトルは「男同士の決着」。自分の為に二人の男が争う姿を見たいという、原作者さんの欲望が透けて見えたような気がしました。

    このような心理描写を物語に組み込む原作者さんは、人を想う心をどのように考えているのだろうと、失礼ですがそればかり気になりました。
  • おさななじみに恋したら

    手島ちあ

    ちょっと様子見で
    ネタバレ
    2022年3月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「恋に毒針」が好きだったので、新作が単行本になるのを待っていました。幼馴染のすれ違いから始まるお話で、三話までは初々しい気持ちで楽しめました。

    ですが四話。てっきり一途なヒーローのお話かと思っていたら、それは私の勘違いでした。それまでは本当にヒロインが好きなんだなと思っていましたが、ここのヒーローも昨今の例に洩れず、忘れられない子がいても道草を食う男の子でした。寄り道する暇があるのならば、同じマンションに住んでいるヒロインにもっと攻めれば良かったのに。

    なかなか本物の一途なヒーローはいませんね。私の本物溺愛一途なヒーローを探す旅は、まだまだ続きそうです。
  • キスは10年たってから

    中村ユキチ

    うーん…
    ネタバレ
    2022年3月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻まで読みました。主人公は27歳ですが、この作品は確かに少女漫画です。少女漫画らしく、キュンな展開が満載と思われます。心理描写も丁寧ですし、展開はベタですが楽しめると思います。

    ただ、私には合いませんでした。高校時代から10年経っている27歳の社会人であれば、顔つきも行動もそれなりに大人に成長するはずですが、高校時代との差がさほど見られないことが作品に入り込めない原因かと思います。恋愛経験が無くても人は成長しますから。これが大学生設定であれば、また違ったかもしれません。社会人目線で読むと、どうしても私自身はこの作品にキュンとしませんでした。

    上記の点を気にしない方でしたら、ストーリーに入り込めるのではないでしょうか。
  • ご褒美はイイ子だけ

    スミコ

    全てが中途半端
    ネタバレ
    2022年3月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 毎日無料で四話まで読みました。評価低いだろうなと思ったら、やっぱり低かった。一番はストーリーが無いことが原因でしょうか。

    物語の冒頭も唐突ですし、その後の展開も特に可も不可もなく。主人公の性格も、彼氏に群がる女性社員を眺めながら「完全勝利」と優越感に浸る程度の低さ。会社にいてもほとんど恋愛脳で、真面目に仕事をしているシーンは少なめ。

    小林さんは嫌われキャラなのかもしれないけれど、この主人公だったら少しお灸を据えた方が会社のためにも良いかもしれないです。その時はどうぞ、上司の彼氏も一緒に。
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  • 深いのと、あついの。―年下ふたりの求愛行為―【描き下ろし付き特装版】

    マオst

    ヒロインの本音はどこに?
    ネタバレ
    2022年3月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ こ、これはヒロインにどう感情移入すれば良いんでしょうか?

    ヒロインが冒頭で「恋愛よりも仕事に100かけたい」→翌日後輩君に手を握られてドキドキ、送ってもらってキス→「恋なんてするつもりないのに」→夢で後輩君とイチャイチャ→また翌日、後輩君家にお見舞いと称して押しかけて、仕事を理由に告白を断る→けれど後輩君に押し切られて、流されるままにH。

    ヒロイン、自分無さすぎでは?挙げ句、最終的に選ぶのは弟。もっと自分の心の言葉に忠実なヒロインだったら楽しめたかもしれません。
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  • ショート・キス・ケーキ

    秋風きのこ/グルナ編集部

    年齢設定を下げれば良かった
    ネタバレ
    2022年3月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 設定が社会人ではなく高校生くらいだったら、読みやすかったかもしれません。それくらいメインキャラ三人が見た目も中身も幼いです。また、序盤から最終的に翔太君を選ぶんだろうなと読めるので、三角関係メインよりも久野さんを完全な当て馬にした方がスッキリしたような。

    でも翔太君、久野さんが店に来ると分かっているのに来る前に出ようとするなんて…。久野さんの善意で店に向かっているのに。その上、ヒロインは翔太君に流されるように店を出ちゃったし。翔太君、天才だということを忘れるほど設定が生かされていないし。

    どちらかというと、当て馬の久野さんの方がまだ良かったです。
  • 強引なカレと0距離恋愛

    蒼井みづ/佳月弥生

    キュンが一つもない
    ネタバレ
    2022年3月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 序盤でヒーローの良い所が一個も見つけられずに脱落しました。

    初対面の人間に会社でいきなりキス、しかも相手の完全防備から潔癖症の疑いがあると分かった上での可能性が高い。自分の興味本位のせいでヒロインが女子社員から妬まれているのに、ニヤニヤしながら眺めるだけ。身内に重度の潔癖症の人がいて理解できる立ち位置だが、ヒロインが中途半端であろうと同じ潔癖症なのに、二度目の無理やりキス。もう無理でした。

    何よりもそんなことをされて、ヒロインが本気で相手を嫌がらない所が理解できない。多少なりとも潔癖症ならば、ヒーローへの拒否反応があるはず。

    ストーリーありきの展開は分かりますが、もう少し登場人物像を考えてほしかったです。
  • センチメンタル キス

    小森みっこ

    展開が遅くて当たり前
    ネタバレ
    2022年3月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初めはあまりにも展開が遅く、三巻までで放置していました。その後様々な漫画を渡り歩き、ふとこの作品に戻ってきたら、やっとこの作品の良さが分かりました。

    最新の五巻まで読みましたが、まだ二人は想いが通じ合うまでには至っていません。けれど、日和君というキャラを考えると当然でした。彼は一巻から等身大で真っ直ぐ自分の想いにぶつかっています。恋愛慣れしていない彼の成長記として捉えると、すんなりこの作品を読むことができます。

    こんなに丁寧に人物を描く作者さんが少ない中、とても貴重な作品だと思います。きっと作者さん自身が登場人物を大切に想っているんだろうなと感じました。

    星は今後の展開に期待を込めて、敢えて四つにしています。
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    0件
  • 久世くん、悪いことしちゃダメ

    仲月かな/香乃子

    心理描写がいまひとつ
    ネタバレ
    2022年3月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ キャラの心情は関係ない、ストーリー重視という方は楽しめると思います。

    一話では久世くんに興味ありませんという風だったのに、二話目にして好きな人を前に「久世君の元へ行かなきゃ」とすでに支離滅裂。その後も佐山君に好意を寄せているように見せかけて、行動では全く表現されず、展開ありきの動きしか主人公が見せないので感情移入できず。

    久世君も、何故彼女に興味を持ち始めたのかイマイチ分からず、結局は笑顔一つで堕ちるという。

    王道展開は良いですが、せめて心理描写は丁寧に描いて欲しかったです。そのせいか、キュンは無かったです。
  • おくちがエッチな弱点だって、ライバルのエリート同僚にバレてしまいました

    あわいぽっぽ

    前半までは楽しめた
    ネタバレ
    2022年3月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 社内では澄まし顔で仕事をこなすクールビューティー風なのに、実は口内の刺激に弱くて美味しいものを食べると可愛くなる設定は面白かったです。

    その対比が個人的に良かったんですけれど、話が進むにつれてクールビューティーさが無くなり、その醍醐味が薄くなってきました。

    遂には、今まで「口」や「口内」ときちんとした言葉を遣っていた主人公が、六巻辺りからヒーローに感化されたのか、「おくち」と頻繁に使用する始末。可愛いだけの主人公には魅力を感じなくなったので、私は七巻まででギブアップです。
  • 好きな男にフラれた夜、甘い男に拾われた。

    青星早奈

    タイトルにつられたら…
    ネタバレ
    2022年2月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 惹かれるタイトルだったので読んでみましたが、内容は惹き込まれるものではありませんでした。

    まず主人公の人物像がよく分かりません。上司とやり合って飲みの席で愚痴る。そこで想い人に振られる。その後知らぬ間に屋上へ。そして飛び降りようとする。私には主人公が無意識に死を選ぶような人間には見えませんでした。

    次にタイトルにもある甘い男。自ら妖精と名乗り、そう思わせて人間だろうと思っていたら、名乗る通り妖精でした。それならタイトルは「甘い男」ではなく「甘い妖精」が良かった。勝手に甘い男との話を期待してしまいました。

    四話まで読みましたが、そこまでで満足です。
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  • クールな年上御曹司の危険な誘惑ー甘え方を教えてくださいー 分冊版

    佳菜/城月りりあ

    絵は良いけれど中身が…
    ネタバレ
    2022年2月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ このヒロインに対して『甘えてくれない』と別れを告げていく歴代彼氏に違和感。そのワードって彼氏に甘えなくても自分の足で立てる女性が言われる台詞だと思う。このヒロインの場合、『何を考えているのか分からない』と言われる方が相応しい。だからこそ、ヒーローがその通りだと納得している場面も腑に落ちない。「甘えない」と「甘えられない」は違う。

    あと、目の前で人が倒れたら自分の家ではなく病院に連れて行ってあげてほしい。

    最後に、他の方も仰っていましたが、情事の最中に服を脱がないヒーローには流石に笑ってしまいました。