大人になる前のひと夏





2023年7月23日
SIDE-Bに続く前編。
ど田舎の男子高校生達が、自分のセクシャリティに悩み向き合っていくお話。
主人公の三島は女装が似合う中性的な美少年。イジメにあったりと下手したらトラウマものの経験をするのだが、ずっと前を見て向き合っていく姿が本当にカッコいい。全体的に登場人物が明るくコミカルなので、重苦しさを感じずに読めた。その一方で永井先生の闇の描き方が素晴らしく、迫りくる恐怖には震えそうになってしまった。
表紙についてあとがきに面白いエピソードがあったが、個人的には「スタンド・バイ・ミー」の列車のシーンを思い出して懐かしくなってしまった。大人になる前のひと夏という言葉がピッタリな彼らだと思う。口紅?をぬぐっている桐野が切ない…この表紙、大好きです。
ど田舎の男子高校生達が、自分のセクシャリティに悩み向き合っていくお話。
主人公の三島は女装が似合う中性的な美少年。イジメにあったりと下手したらトラウマものの経験をするのだが、ずっと前を見て向き合っていく姿が本当にカッコいい。全体的に登場人物が明るくコミカルなので、重苦しさを感じずに読めた。その一方で永井先生の闇の描き方が素晴らしく、迫りくる恐怖には震えそうになってしまった。
表紙についてあとがきに面白いエピソードがあったが、個人的には「スタンド・バイ・ミー」の列車のシーンを思い出して懐かしくなってしまった。大人になる前のひと夏という言葉がピッタリな彼らだと思う。口紅?をぬぐっている桐野が切ない…この表紙、大好きです。

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