2巻まで読了





2023年7月31日
座裏屋先生の作品は2作目ですが、先生の画力大爆発といった感じです。セリフが無く絵だけで語られるシーンの説得力たるや!全ページ、全コマ絵が美しくて、ひたすら眺めていたい気持ちと、ストーリーの先が気になって読み進めたい気持ちが葛藤して気が狂いそうになります。解放感溢れるリゾート地のリラックスした環境で美しい小鳥達との快楽に耽る。そこに緊張感を与えるのがフィーの過去に関わる怪しい影だったり、アポロの心情の変化だったりするわけですが、ここからどんな展開をみせるのかとても楽しみです。3巻出たばかりだから次はだいぶ先になると思うと、読んでしまうのがもったいないとか思ってしまう。個人的には、元々恋愛に能動的だったアポロが本領発揮するところが早く見たいです。フィーに対しての思いを自覚していく様子が、ダムの決壊を眺めるようなハラハラ感があってたまらないです。

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