このレビューはネタバレを含みます▼
生きる気力もなくし孤独なトヒコと彼を拾ったコウのお話。前半はトヒコ目線。過去のトラウマからHの時に声を出せなく(鳴けなく)なったトヒコの世話を焼き、色々開発したりして鳴かせてくれようとする、変人だけど優しいコウ。後半はコウ目線。人の心がわからないサイコパス気味のコウは試しにペットを飼おうとするが、動物より手がかからないという理由でトヒコを拾ってくる。コウがしたことははじめは独りよがりなことだったのかもしれないけど、不思議とトヒコにはピッタリハマって、化学反応が起きたんだろうな。お互いじゃなければ起こらなかった変化。これも運命かもね。碗島子先生らしい変態チックなエチもたっぷりです。星4.5