このレビューはネタバレを含みます▼
シーモアマラソン中に短編で面白そうな作品を集めているときにネタバレなしで!レビューが気になって読んでみたら。
居酒屋での先輩と後輩の、エッ、その会話、していいの?と思わせてから訪れる羞恥心と不意打ちのトキメキ…うわぁ、40頁の短編なのに、凄く上手!
でも、この流れる会話と本心の食い違う感覚、目元の表情、絶対どこかで味わったことある…と、何度か繰り返し読んで、どうしても気になって調べたら、作者の吉川キュウ先生、幽霊になったOLと野球部のキャプテン&後輩ピッチャーのBL作品を描いた栗之丸源先生の別名義だった、らしいことが島民の方の回答で判明。
島の知恵袋ぶり、凄い、と感動。
元々好きな作家さんと、思わぬ形で出会えて、一方的に再会に感謝。
エチはありませんが、面白いですよ。
お求めやすい短編としておススメ!