夜啼鶯は愛を紡ぐ
」のレビュー

夜啼鶯は愛を紡ぐ

小中大豆/yoco

出会ってしまった不誠実なひと

ネタバレ
2023年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説、初読み作者さん。たぶん島でオススメされていた作品で、オペラも好きだし、留学話にも興味あったし、人気のある作家さんなので読んでみました。(そしたらオペラ歌手にはなってなかったw)
ヨーロッパの音楽大学に留学したはいいけど、オペラ舞台でのテノールには声質が合わないことを指摘されてヤケッぱちになり冬の夜の街に薄着で歩き回っていたら、出会ってしまった高貴で不誠実なひと、、ハイトーンの澄んだ声質を見出され、ポップミュージックで音楽シーンへ売り出されるシンデレラストーリー。
攻めのエリアスの不誠実さは折り紙付きで、さらに歌手の受けくん視点のみなので、愛してもらいたいとかわいそうになるくらい一途で、ラストのハピエンへの展開、それは良かったんだけど、えっ、ほんとなの?!って疑ってしまう私の心は汚れているのでしょうか。。何が彼を変えたのかな。。もう少し攻めの視点で深堀りが欲しかったな。
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