このレビューはネタバレを含みます▼
こちら、別媒体で読んでいたみたい(笑)てことは、やはり好みなんだな。noji先生の作品が好きですね。
正義感、正論を叩きつけてしまう大学生の颯太と他者と話をすることが苦手で仕事をひた隠しにしていた絵本作家の春之輔。よくしてくれたアパートの大家さんが入院したことを契機に大家代行としてきた孫の春之輔。ストレートに物を言い過ぎて誤解されたり嫌われたりしてアルバイトを辞めさせられた颯太。家政夫アルバイトをお願いされ関係が近づく。なんとなく春之輔に色気を感じていた颯太はエロい夢をみたことで意識する。春之輔から誘われたら…断らない!(笑)が、ちょっとした会話のミスコミュニケーションで颯太が関わりを断ってしまい、結果、颯太は自分の孤独に気づき春之輔の存在に感謝と好きを自覚する。表紙の帯に「不器用すぎる恋、はじめました」ってあるけれど、ほんとそれですよ。誰か1人でも、自分を好いてくれる人がいることの喜び、感じられます。エチシーンは少ないけどあります。