このレビューはネタバレを含みます▼
既刊通算7巻まで読了。
読み手によって好みが極端に分かれそうだな、とは思います。私はすんごい好っっっっっき!!!!
エロ要素満載だしギャグっぽい要素も多いんだけど。
でもっっっ!!!多郎の健気さを見て!って!!!!!!
お互いに誰よりも好きで大事で一緒にいられること以上の幸せなんてないほどの貴博が事故に遭って自分のことだけをスッポリ忘れて帰ってきて、思い出してほしいけど重荷になりたくない、無理強いしてまで思い出してほしいわけじゃない、でも誰よりも愛してることに変わりない多郎の切なさ、見てよっっっ!!!
思い出してほしい気持ちを飲み込んで、貴博に後遺症がもし出たら…てビクビクしながら何もない顔して過ごす太郎の気持ち。
「いつ出会ってもお前を好きになる」と言ってくれた貴博の口から「お前じゃない別の人を好きになった」と聞かされる絶望感。
何ヶ月も帰ってこない貴博をそれでも信じて待つ多郎に、キュンキュンキュンキュンうるせーわ!!って読んでるこっちだってそりゃーなるわよ!!(クソデカボイス)
最初の2年の記憶は戻らないままだけど、それでも自然と再放送を繰り返してしまったり、魂が共鳴して多郎を求めてる感じの貴博もまたたまんない。
大きな喪失感はあるのに欠けてるものがわからない恐怖や不安をどうにかすり合わせようとしてグラグラする貴博のピースが多郎にハマった時には褒めてやりたくすらなります。
3巻目以降はひたすらエロくイチャラブで甘々な2人をただ愛でるだけの簡単なお仕事です。
モブ子同様、致命傷で済んでます。ありがとうございます。