プリフェクトの熾火-おきび-【コミックス版】
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プリフェクトの熾火-おきび-【コミックス版】

左藤さなゆき

レビューが書き足らないほどの素晴らしさ

ネタバレ
2023年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「プリフェクトの箱庭」のスピンオフ、久世×花菱編です。単話でも追いかけていますが、まるっとまとまって嬉しい限りです😄

久世は澪斗の良き友達、花菱は月人の良き理解者であり、2人とも澪斗と月人の協力者という印象が色濃かった箱庭ですが、熾火ではあの華やかでお美しい花菱の弱い面とか仄暗い心情に焦点が当てられており、前作を知っている人は特に驚き、そのギャップに目が離せなくなることと思います。もちろん前作を知らず、こちらから読まれても大丈夫です👍

さすがは左藤さなゆき先生で、本当にお上手なんですよ(≧∀≦)序盤は、物語の根幹と言いますか、土台をきちんとつくっているような構成となっていますが、この後どうなるんだろうという不穏さを残したり、伏線を張っていたり、何気ない会話やシーンも着実にストーリーを動かし、花菱の心情を読み解く大切な一部となっているんですよね!読み進めていくと、(O_O)!となることが多く、かと思えばいつの間にか久世も読者も大きな渦の中…。後半はこちらも疾走感を感じるほどの無我夢中、文字通り「必死」です!こんなに久世も読者も全て攫っていっちゃう先生が神すぎる(*´꒳`*)💕

しかも!しかもですよ?久世が先生特有の攻めに変身していってるんですよ(//∇//)ちなみに私、先生の描く攻めが1番好きと言っても過言ではありません。受けしか見えていない、男らしくベラボーにかっこいい、執着・束縛・囲い込み系。最高です‼( ;∀;)今回は違った路線かと思いきや、正義感のある、人としていい奴な久世が、ロックオンしていきます!キャ〜❤(//∇//)と、めちゃくちゃテンション上がります!先生の描く受けも、ただ守られるだけの弱い受けじゃあないんですよ?今回もそうです!弱さはありながらも、絶対譲れない強さを持ち、最後まで足掻こうとするんです。超かっこいいんです❗花菱の、ボロボロになっても屈しない美しさと、久世の、花菱を守ろうとする強さが光って、1巻読み終えた今、「何度も読み返しては悶絶する」を繰り返しています笑😍

まだキスのみですが、これはエチが楽しみすぎる♪( ´θ`)久世が花菱をデロデロに甘やかして、大切に、激しく愛してくれることを期待しています。久世×花菱の幸せなハピエンが見れるまで、応援団の一員として盛り上げていきますよ〜⤴

何度も言いますが、左藤さなゆき先生、本当に心から大好きです‼(*^ω^*)
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