このレビューはネタバレを含みます▼
ウノハナ先生の漫画はキャラが立っているのと、感情のやりとりの描写が素晴らしいですよね〜！
攻めのルカスも最初は好奇心と興味だけで受けの宗平に近づいていったんだと思いますが、日本に戻って関係を深めていくにつれて恋に変わっていったのかなという感じです。一方で宗平は過去のことや自縄自縛的なところがあるので、ルカスのように強引にでも腕を引いてくれる人がよかったのかも……。でもルカスは強引だけど宗平のことを思っての行動しかしないし言葉にしてくれるし優しいからいいですよね。思わせぶりなことはせず、言葉と行動に嘘がないルカスは本当にいい男だよ〜！
当て馬ポジの彰大は宗平に特別な感情を抱えてたのもそうだし、孤独な宗平に優しくする自分という像に酔ってたんじゃないかなとも思います。そこらへんの描写も上手いウノハナ先生……。
宗平がもう彰大に何も言わないのも彰大サイドに立って考えると逆に残酷というか、完全にもうおまえには何の関心もないよって言外に言われてる感じがして……。
ウノハナ先生の作品は巻数重ねるものをよく読んでいましたが一巻完結でもまとまっていてさすがだな……と思いました。
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