夢中になるよ
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夢中になるよ

アマミヤ

ヤンキーと双子

ネタバレ
2023年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買い。今まで、青春もの、官能もの、と独特の濃淡多いトーン使いの味付けは変わらず、多彩な料理(作品)を描いていらっしゃる作者さん、今回の新作はヤンキーと双子もの。(3Pにはあらず)
顔はそっくりなのに性格は全く違い目立ってモテる双子の弟、大和に劣等感持ってる十和は、大和と人違いされてヤンキーに絡まれてた自分のことを見分け助けてくれた満のことが気になり始めて、、というお話。
映画のように言葉でなく絵のコマだけでお話が進むシーンもたくさんあって、とても味わい深いです。恋愛の三角関係ではないけど、大和と満との舅?(じゃないね)、ライバル?の微妙な距離の描き方も好きですね。描き下ろし20ページで、双子の兄弟ならではの第六感が働いた靴隠しナイスワーク初エチも描かれてて、微笑ましい。双子たちのお兄さんや満のヤンキー友達、バイト先の店長等々、個性的な人たちも丁寧に描かれてます。
ページ数多かったらもっと掘り下げられただろうなぁと思いつつ、やっぱり一巻で綺麗に終わるBLが大好きです!
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