はだしの天使
」のレビュー

はだしの天使

野ノ宮いと

2巻目の衝撃からまだ立ち直れていない

ネタバレ
2023年11月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ スタッフさんイチオシ作品との事で、購入。とても静謐で、穏やか。大人向け作品という感じになっております。でも、2巻目以降、その穏やかな日々も少しずつ翳りを見せ始めて…?どうなる、3巻!といったところでしょうか。ターナーとベニーの出合い編となる一巻の雰囲気も好きですが、ミカエルとルシファーの掛け合いが気になる二巻も魅力的です。悪魔が元々は天使だったとされる説はあるあるなので、そこまで驚かなかったのですが、ベニーの今後を左右するような展開になってきてなんか驚いています。これは次巻とんでもないことになりそうな予感。甘いラブラブ編かと思って二巻を読むと痛い目を見ます(わたしのことです)というか、そもそも完結してないとは思っておらず。この先生の絵、綺麗で好きですね〜所々日本語翻訳か?という感じで、読みづらいところがありますが、お話の舞台にそのぎこちなさがマッチするという奇跡が起こってる感じ。話の流れとか、どっちのセリフなの?そのセリフはどういう気持ちで言ってるの?とか、何回か立ち止まりましたけど、そういうのを感じて、考えることにも意味を見出してしまうような、そんな作品でもあります。あまり鬱展開にはしてほしくない漫画だ。攻め、ルシファーとも寝てて、あちゃーなシーンはもっと受けにいじめて欲しかったけど、この攻めあんまり恋愛については恵まれてなさそうだから、あれくらいで良かったかも。と、思い直してる。
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