このレビューはネタバレを含みます▼
3巻までは理玖がとことんまで自尊心を失わなければならない、可哀そうな場面が多かったのですが、逆境の中で流されることや、甘える事もなくストイックに努力し、最後に自信を取り戻した後の再会が!!これまでおせっせにおいて流される展開が多かった理玖が、再会後には圭騎に対する独占欲を顕にして、主導権を握ってすらいたのが秀逸でした。そして氷の帝王、圭騎様があのソワソワ落ち着かない様子ですよ?圭騎様の頬が綻んでる姿にニヨニヨが止まりません。あの氷の帝王もすっかり人間らしくなりましたよね。素晴らしい作品をありがとうございました。