共鳴熱情 オメガバース
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共鳴熱情 オメガバース

岩本薫/蓮川愛

首藤三兄弟の次男さんメイン

ネタバレ
2023年11月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説。共鳴シリーズの漫画版「αの花嫁」(長男の話)が単行本発売して完結。この機会に小説版シリーズ、共鳴発情(三男)→共鳴劣情(三男)→共鳴熱情 上下巻(次男)の発行順で読みました。
「共鳴熱情」は行方不明だった次男がメインで、β→Ωへ突然変異した隠れオメガさん視点。βの整形外科医として病院で働いたところ、次男と出会ったことでヒートを起こしオメガになってしまい、医師免許剥奪で仕事も住居も失われて絶望してたところに次男さんが助けにくるという、、、ありがとう次男さん(涙
表紙の上巻がβで下巻がΩバージョンなんですね。こういう突然変異でオメガになるお話、漫画や絵だと外見の変化ですごくわかりやすいんですけど、小説の文字だけだと、Ωになっても本人の本質はほとんど変わってないから、どれだけ彼がオメガに変わることで魅力的になったのか、特に本人目線だと少し分かりにくい。。もちろん挿し絵や表紙が想像の手助けしてくれますが。
そういった理由で、元βさんのオメガとしての魅力があまり私に響かなかったのが残念〜。すっごく真面目で誠実で、穏やかな家庭を築きたくて結婚するなら一択なんですけどね!
ストーリーはもちろん面白くて、次男くんのワイルドな魅力はたまらんでございます。
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