このレビューはネタバレを含みます▼
小学生の時仲違いしたまま転校し疎遠になった森本と十。中学、高校、大学と再会を繰り返し徐々に距離が縮まっていくというお話。秋平先生作品には珍しく背景設定が暗い十。辛い家庭環境だったのに、自虐的になったりせずに大学に行って堅実に成長していて良かった。島岡さんとモデルの仕事に出会えたからかな。森本の素直でちょっと抜けてる感じがほんわかした雰囲気にしています。でも、虐 待を疑いながら何もしなかった周囲のこととか、十が義父を許しそうとしたり森本の友人を許したりするのとか納得いかないことはいろいろあります。星4.4