星屑のおやすみ
」のレビュー

星屑のおやすみ

Arinco

夜明けのBL

ネタバレ
2023年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何かの広告で見て、読みたかった。読んでよかった👍
いやぁ〜、切な幸せなお話。オメガバで、αΩで番になることが一番幸せって常識の中で苦しむα。身代わりだから、いつか身を引くことを決め、これ以上好きにならないようにストッパーをかける。

ちょっと泣きましたよ(笑)
大好きな双子の弟、なんでも一緒だと思ったら違った。大好きな幼馴染。αならΩに惹かれるだろう。自分の入る余地はないと思って、逃げた。

可愛い息子、産んでなくても、育てることで母性は育つ。愛する人に好きだと言えないと思い込む、というかあり得ないと思っていた。

ααだって、いい。好きは好きなんだから。長い両片想いに最高の形で終止符。
祐真も、あんな無理しなくてもよかったのに…たぶん、多くの人は共感してくれない理由だと思う。子は鎹だけど、こういう意味ではないからね(笑)祐也ができない出産、代りに産んで祐也が戻ってくるようにしたんだろうな。まぁ、双子の繋がり、幼馴染の恋、息子、強い強い繋がりだ。だから、本物になればいいよ。でも、たぶん女性には受入られない人もいるかもなぁ。

ただ、良からぬ冷静な頭にちょっとよぎったのは、一卵性の双子で第2性が違うってあるんだろうか?ってこと(笑)一卵性は基本的に遺伝子は同じで、血液型も性別も同じはず。物凄く珍しい例で、準一卵性で男女が生まれたこともあるけど、レアケース。だから、第2性もそうなのでは?とフィクションなのに考えちゃった(笑)顔が似てるから一卵性って思ったけど、二卵性だったのかな?

ま、ハピエンなんでいいんですが!
しかし、先生凄いな。年内5冊の新刊!お疲れ様でした✨
いいねしたユーザ13人
レビューをシェアしよう!