夜明けの唄【単行本版】
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夜明けの唄【単行本版】

ユノイチカ

編集さんが口を出しすぎなのでは?

2024年1月2日
作家さんのことは以前から知っており、絵もストーリーもお人柄もどストライクなのでこの本が出る時も胸をふくらませていました。しかし、チグハグな展開に一線を超えた設定と、巻を追うごとに疑問符が浮かんでしまいます。プロモーションの多さから会社もこの作品へ期待を寄せているのは伺えますが、インタビューや巻末の内容を見ていると「作者と編集者の構想が合致していないのでは?」と思わずにはいられません。
他ジャンルでも言えることですが、人気だからと無理に作品を続けさせるよりも、1度終わらせて別冊を出す方が売れるはずです。
今後の展開は寄り道しない方向に舵を切ってもらえると嬉しいなというのが一読者の感想です。次の作品を待ちたいと思います。
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