このレビューはネタバレを含みます▼
昭和初期の帝国海軍の男性と良家の若い女性の物語ってそれだけで、面白そう!と読み始めて、全く期待通り!いえそれ以上、胸キュンが止まりません。瀧昌さんとなつ美さんの本当に純粋なやり取りが読んでるこちらも身悶えするくらい可愛い。ゆーっくり距離を縮めていくのがとてもドキドキします。当時の街並みや服や風習もきちんと描かれているし、何より作者さんが(多分オタク並に)好きな海軍の事を丁寧に、かなりちゃんと調べているので読み応えあります。海軍豆知識のページもへぇーなるほど〜と楽しいです。そして、やはり死と隣り合わせの仕事、夫婦が離れて長く会えないという切実な辛さも、胸に来ます。
なので表面的でない、全然薄っぺらでは無い、良い作品です。何より自分も軍服姿は大好きなので、瀧昌さん本当にカッコいい!中身も外見も!
これからのストーリーもドラマチックになりそうで、楽しみです。