坊主と蜘蛛
」のレビュー

坊主と蜘蛛

ハジ

人外✕人外

ネタバレ
2024年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人間だと思っていたら、人間じゃなかった!
蜘蛛の妖となんちゃって坊さん(お経はあげられる、術遣い、修験者的)の組み合わせの話と、九尾のところで働いている蛸妖と竜宮城の鮫王子のお話。
アクセントに、九尾と使い魔の猫叉が出てくる。

宗玄は、自分は人間だと思っていた。人とは違うことができるが、ただの違いだと思っていたが…
人は異質なものを省こうとする。村八分且つ暴行で死んだと思ったら死ななかった(無自覚だが治癒能力有)。

助けてくれたお坊さんと旅をしたが、かつてのトラウマは消えていない。
蜘蛛の妖に好かれ、一方的ではなく、宗玄も好ましく思った。旅をしながら、色々な経験をして、500年経つ。
すっかり、現代に馴染んでいる(笑)

蛸と王子は現代の話で、竜宮城での5年は地上では500年だった(笑)うまく、色々繋がっています。

互いの過去やトラウマ、慰め助け合ってらぶらぶですよ。
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