こんな悲しい恋をするはずじゃなかった
」のレビュー

こんな悲しい恋をするはずじゃなかった

雪居ゆき/ARUKU

素晴らしくて言葉にならない!

2024年2月17日
作中に「恋と悲しいは似ている」ってセリフがあるんですが、まさにARUKUワールドを象徴するような言葉だなって思います。幸福感を感じながらの不安とか、悲しみを知ってこその安堵とか、相反するもの同士が離反することなく同時に存在する事実。冷酷で人でなしの主人公が、悲しい恋だと分かっていても手放せない執着心を抱いてしまう。ARUKU先生の素晴らしい世界に雪居ゆき先生の絵がぴったりとはまっていました。こちら「俺の人魚姫」のスピンオフ作品ですが、単体でも十分楽しめる作品です。
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