このレビューはネタバレを含みます▼
高校からの友人。王子様キャラで学年1位の成績だったフミの座を刧かしたのは転校生のシンイチだった。
ライバルで親友と思っていたフミ、恋心を拗らせていたシンイチ。将来の夢をアナウンサーとしたシンイチに、ライバル心から対抗してアナウンサーになったフミ。
人気者のシンイチがゴシップで叩かれる。フミを頼ってきたシンイチを匿う。共同生活が始まり、シンイチの思いは膨らんでいく。
当て馬がいて、焦るシンイチはフミに告白。結果的に、フミもシンイチを好きだと自覚して恋人になる。
間の紆余曲折があって、アナウンサーでも一緒に暮らしていることに疑問を持たれず生活が送れている。シンイチの爽やかにみえる執着具合がいい(笑)
シンイチの10年の思いが溢れ出し、受け止めるフミ。
鈍いフミは、相手からの本気の気持ちを汲み取ることはできないが、いまは相思相愛。
一緒に暮らし始めたときと、甘さの違う表紙が、よく物語っている。末永くお幸せに。