叛獄の王子
」のレビュー

叛獄の王子

C・S・パキャット/冬斗亜紀/倉花千夏

重厚BL

2024年2月24日
最初この本に出会った時は「うたプリのキャラデザの倉花千夏先生だー!」って思い、表紙買いしました。1巻目はとにかく話が難しくて読み終えるのにかなり時間がかかりましたが、2巻目からは少しずつご褒美タイムがあり、その度に今までの読み苦労が報われたーー!って喜んでしまいました。こんなに焦らされまくってる小説は初めてです。そして3巻では1~2巻までの壮大な話の伏線回収と2人の関係性や心情がどんどん変わっていく様子がめちゃくちゃ楽しいです。ラストは読みながらハラハラドキドキさせられ、最後までどうなるか想像がつかなかったです。
海外作品だからなのか、イメージのつかない表現や文章が多く、理解するのに苦労しましたがそこを乗り越えたらスラスラ読めます。倉花千夏先生のイラストもすごく良いのでつい見とれてしまいます。外伝も素敵でしたので併せて読んで欲しい!
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