ネタバレ・感想あり叛獄の王子のレビュー

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読み応え
2025年3月30日
とても読み応えのあるストーリーです。その中に蛇足は一切なかったです。とにかく緻密にストーリーが組まれていて、キャラクターの感情変化や思考とかが深く深く描写されているという感じでした。ローレントの考えや吐く言葉が凄くいい。好みでした。
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読み応えありです
ネタバレ
2025年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ おすすめしてもらって読みましたがスイスイ読めてあっという間に読了しました。
カタカナ名称や登場人物が次々出てくる事に慣れているというのはあるので、その点が苦手な方は読み辛いかもしれません。
しんどい場面も何回もありますが面白さが勝ります!
ローレントが作中に何度も出てくる通り氷のようなんですが、最後の方で酔っ払った時に…笑笑
そんなこんなで9割くらいツンツンしてますが奴隷になってしまった主人公が光属性で好きなキャラなので私はとても満足しました。
かなり少ないですが女性との場面もあるので苦手な方も中にはいらっしゃるかもですね。
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圧倒的な伏線回収!
2024年7月21日
1巻から3巻と外伝の夏の離宮までノンストップで読んでまた1巻から外伝まで読んだ、それぐらいハマったお気に入りの作品。めちゃくちゃ面白い。徐々に人物像が明かされていくので是非ネタバレなく読んで欲しい。3巻のその後が気になり過ぎて、外伝の夏の離宮までに何があったのかわかるのも最高でした。是非1〜3巻+外伝まで読むのをオススメします。最近海外の翻訳された小説を何作品か読み始めて、独特な描写や台詞回しと物語の重厚感にハマってM/M作品に辿り着いたのですが、海外ドラマ好きの活字好きの方には間違いなく刺さる。普段読んでるライトノベルが短編に感じるくらい文章が奥深くて重くて細部まで伏線回収が作り込まれてる作品が多いです。中でも叛獄の王子は格別!ちょっとした言葉の対比や台詞や描写、登場人物に散りばめられた伏線の全てが見事に繋がってるのも圧巻で、なによりデイメンとローレントがね、もうね!読めばわかる!とにかく読み始めれば文章構成が作品の雰囲気にピッタリで無駄のない文字の羅列が活字好きにはたまらない。作者様、翻訳者様には最大級の感謝しかないです。この作品に出逢えて良かった!
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飴と鞭ならぬ傷口に鞭、鞭鞭鞭鞭鞭鞭…
2024年6月27日
軍記物の性質上、戦さと謀略の連続 甘い展開を期待する読者には鞭展開(笑 でも読む手が止まらないのはストイックな二人に絶対の安心感と陰謀の砂漠の中、気まぐれに投下される素顔が蜜のようで読まずにはいられなくなるから。最終巻の展開は1巻並に言葉を尽くして欲しく課題を残した気もしますが(ヘタレ読者に優しい仕様)…最後までスピード感を持って面白く読めました。
自信を持ってオススメします!
2024年3月8日
なにこれ!すっっごく面白かった!!
1巻の文章が読みづらくて、ん~…って思ったけど、2巻からは読みやすく、展開も断然おもしろくなって、読む手を止められませんでした♪
ハラハラドキドキしながら、時にキュンとし、時にグッとなりながら、2人の王子の行く末と関わる人達の生きざまを夢中になって追いかけました。
本当に読んで良かった!
また読みたいと思える作品です(^^)d
2人の王子。
ネタバレ
2024年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 海外ドラマとかでもありそうな、王国もの。
謀略、複雑な人間模様と国同士の駆け引き。
ローレントがはじめは冷酷な王子かと思いきや、表情にださないけど、まわりをみていて、頭もきれるし、戦闘にもそれなりに強い。そして、閨でのデレとか反則です。あまりにもかわいらしさがあって。
これは、一緒にいて、ローレントを知れば知るほどはまっていくデイメンの気持ちもわかります。
真逆な王子2人の生い立ちと、そのさきに求めるもの、一緒に歩んでいく覚悟。
BLだけど、そこに重点がというよりも、濃厚なドラマがあって、そこに愛も描かれていて、雑に壮大で面白かったです。
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重厚BL
2024年2月24日
最初この本に出会った時は「うたプリのキャラデザの倉花千夏先生だー!」って思い、表紙買いしました。1巻目はとにかく話が難しくて読み終えるのにかなり時間がかかりましたが、2巻目からは少しずつご褒美タイムがあり、その度に今までの読み苦労が報われたーー!って喜んでしまいました。こんなに焦らされまくってる小説は初めてです。そして3巻では1~2巻までの壮大な話の伏線回収と2人の関係性や心情がどんどん変わっていく様子がめちゃくちゃ楽しいです。ラストは読みながらハラハラドキドキさせられ、最後までどうなるか想像がつかなかったです。
海外作品だからなのか、イメージのつかない表現や文章が多く、理解するのに苦労しましたがそこを乗り越えたらスラスラ読めます。倉花千夏先生のイラストもすごく良いのでつい見とれてしまいます。外伝も素敵でしたので併せて読んで欲しい!
先が見えない塩漬けストーリー
ネタバレ
2024年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 海外の小説は今まで避けてきました。カタカナのオンパレードで名前が覚えられないから。私の地雷のリバが多いと聞いていたから。が、この小説はどうしても気になり、ついにポチってしまいました。1巻目・・え?これってBLだよね?怒涛の展開に追われて、全くBL要素なし。ローレント、本気でデイメンを殺しにかかってるし、どうなってるの?BLのLの部分が皆無なんだけど?ちょっとデイメンに身体に触られたくらいで、背中の皮が剥がれるまでデイメンを鞭打ちするローレントのイカれっぷりにドン引きする。慌ててネタバレ以外のレビューを読む。MM小説との記述を見つける。・・BLと違うの?MM?マゾとマゾか?いや、どうみてもサドとサドだった、あの2人。MM小説の意味を理解しないままさらに怒涛の2巻へ。デイメンの直情っぷりと人間としての器の大きさの魅力が遺憾無く発揮されている巻。が、塩分に浸されていた心が糖分を欲し、途中、2冊ほど別の大甘の小説を読んでなんとか立て直して戻る。うおー、2人のまさかのベッドシーン!しかし背中の皮剥げ鞭打ちが背景にあるローレント相手なので、全く浸れず。案の定、すぐに謀略の渦中へ。3巻目・・ストーリーはおもしろいがやはり心が糖分を求めてしまい、禁断の外伝を先に読むという禁を犯す。外伝を15ページほど読み、信じられないものを見てしまった感いっぱいで、慌てて中断する。何これ何コレナニコレー!?この暗黒の世界からどうやって外伝のラブい世界に繋がるの!?パラレルワールド?本当にこんなに甘くなっちゃうの?ローレント、別人なんですけど。力を得て、3巻に戻る。・・地獄絵図が展開されている。が、どうしても好きになれなかった冷血ローレントの真実と誠実と正義が明らかにされていき、2人の関係が揺るぎない強固なものになり、物語が一気に走り出す。伏線に次ぐ伏線の回収。ぼんやり読んでいると、伏線が回収されていることにも気付かないくらい緻密に物語が練られている。1巻の伏線が3巻のラストで回収されていたりするので、これは一気読みすべき本だったのだとようやく気づく。とにかくすごい。抑制されたストイックな文章が世界観と合っていて素晴らしい。そして1番純情だったのは、まさかの毒婦ジョカステだったというこの驚愕の真実。
読み終わりたくなかった
2024年1月2日
3巻のボリュームなのに、あっという間に読み終えてしまった。
陰謀と策略が張り巡らされたストーリーに、愚直過ぎる攻め様が物凄く良かった。
たとえ仇でもこれは好きになっちゃうよね。BL要素が薄そうで、実はめちゃくちゃ濃いので本当に楽しかった。

ただ翻訳がもう少しどうにかならないのかな、とは思います。
この翻訳家の方の味なのかもしれないけれど、自分で訳して読んでいるようで、読みにくさがあってそこだけが残念です。
運命の二人。ネタバレなしで読んで欲しい
ネタバレ
2023年7月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ その者の印象が白だったものが黒へ、また白へと忙しなく変化する様は、まるでオセロの盤上を見ているようでした。その逆もまた然りで…そういった人物が複数人いて、敵味方が入り乱れる実戦と頭脳戦に様々な思惑と情が絡んだ超大作でした。
ローレントの何十手も先を見越す頭脳は感嘆しかなく、その本質を知るまでは見た目の冷ややかさと非情さに惑わされて信用に足る人物か分かりませんでした。反対にデイメンは直情的で男気溢れる見た目と闘いぶりで、下に付く者への慈悲もあり上に立つ者としての徳と品格を持ち合わせていて好感が持てました。内も外も正反対に思える二人が互いに理解を深めていく様子は重厚さがありました。
全体を読んで、2巻の終盤から3巻への辺りが山場だと思います。そこからは怒涛の流れで見せ場がたっぷりあるので、出来れば最後まで途切れず読めるスケジュールを組んだ方がいいと思います。寝る間も惜しんで読みたくなる展開でした。
3巻の残りページ1割を切っても明るい結末を感じさせない絶対絶命のピンチの連続で、エンドを知らずに読んでいたので少しバドエンの恐怖がありました。ハピエンへの希望を持ちながらハラハラ読み進めると、今度は怒涛の援護射撃の連続でアッという間にオセロの盤上が黒から白へ変わっていく…圧巻の流れが待っていました。
最後は何という巡り合わせかと思わせるシチュエーションで、業の深さとかあらゆる意味で縁のある、それは運命と言える繋がりのある二人だったのだと思えるものでした。番外編も出ていて、金額的に1巻分と同じくらいのボリュームがありそうなので、そちらも読むのが楽しみです。
素晴らしい!
2023年3月26日
壮大なスケールのストーリーです。1巻は、文章にも慣れず、ちょっと読みにくいし、いまいちかなとスローペース読んでいましたが、2巻で話が動きだして行くとともに一気に面白くなっていきます。3巻は圧巻でした!主人公以外の登場人物の背景もしっかりしていて先が読めない展開、絶体絶命な展開からの逆転劇など本当に素晴らしい作品でした。何より物語が進むに連れての二人の王の関係性の変化が素晴らしく書かれています。番外編も楽しみです。
謀略につぐ謀略、その先にあるカタルシス
2023年3月6日
なかなかに骨太の架空戦記、読むのに時間かかります。ゾロゾロ出てくる似たようなキャラ達の名前メモしながら読みましたw

主人公デイメンが王子の身分を隠したまま奴隷に身を落とすとこから始まるので、主人公にたちまち尻穴の危機が迫ります。えっデイメン攻めやんね?ハラハラ。
このデイメンが、強くて愚直で良い男なんですが「メロスには政治がわからぬ」みたいな感じで、邪悪には敏感だが駆け引きや謀略にまったく太刀打ちできない。ツライ。俺は生き延びるためにどんなことにも耐えてみせる…つったはしから秒でブチ切れてて、全然我慢できとらん。人間臭くてたいへん可愛い。
対する敵国王子ローレントは美しい顔で息をするように人を陥れる。頑張って1巻必死で読んでも2人の間には甘さゼロです。見た目はデイメンの好みど真ん中だというのに、この美人、触ったら死ぬ。比喩じゃなく。
2巻も緊張が続きます。2人の距離が近付いたぶん、秘密の暴露や裏切りへの恐怖が増す。
3巻ともなると、だんだん、これもまたひっくり返されるんやろ?と読者に耐性がついてくる。読者もデイメンも立派に鍛えられた(笑)
ローレントの中に少しでもデイメンへの真心はあるのか?デイメンは最後には謀略に打ち勝つ力を得るのか?祈るように読みます。

長めのおあずけに耐えられる方、お勧めします。空腹(ツン)の合間にたまに供されるご馳走(デレ)は格別の味ですよ…。

1巻275ページ、2巻344ページ、3巻310ページ。
(外伝「夏の離宮」もあります!外伝は149ページで900ptだけど、本編気に入ったならぜひ読んで欲しい。4話入ってて、本編の激辛風味に比べると、甘さと楽しさが多いし、2話の赤毛の色子アンケルの話が超素敵です)
よく練られていて楽しめた
2023年2月28日
面白かった。乾いた文体で早い展開、予想のつかない人物たち。主人公のデイメンは真っ直ぐな性格なので暗くならないが翻弄される。1巻目は王宮の闇、2巻目は戦闘シーンが増え仲間を掴んでいく、3巻目は過去を捉え直して最後の対決へ。
終盤の幕引きは見事だがもっと楽しみたかった。どうしても心に残る忘れ難い登場人物もいる。これから外伝を読もうと思う。
慣れると面白い
2022年8月11日
購入してから読了まで正直かなり時間がかかりました。他の方のレビューにもあるように1巻がなかなか手強い(笑)洋書でも稀にみるほどお堅い訳ですんなり頭に入ってこず躓く。ふたりの王子が手を組み物語が動き出す頃になりようやく文体に慣れ読み進めるスピードがあがりました。主人公の褐色で野性味溢れる脳筋箱入り王子と美人で孤独な腹黒王子が共闘し、ショタコンでゲスの極みな黒幕を倒すお話。最後までハラハラ展開が続きBL要素も萌え要素もかなり薄いですが大作であることは間違いなく、面白かった。もちろん外伝も読みます!
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ただただ物語が面白い!!
2022年7月20日
BL要素もあるけれど
なにより、壮大なスケール感がゲームオブスローンズ のようで面白い!
文章も読みやすかった。
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最後まで一気に読めました
2022年6月16日
ストーリー展開もテンポ良くとても面白くて最後まで一気に読めました。主人公が前向きに問題を解決しながらお互い成長していくところが魅力的で好感が持てました。
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息をつかせぬ展開の波
ネタバレ
2022年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 古代。いつかはわからない時代の、2人の王子が運命に立ち向かう。対照的な2人。デイメンは真っ直ぐ。ローレントは鉄面皮で思索に耽り、人を従わせる。デイメンは兄に謀れ、敵国に奴隷として送られ、ローレントの元で自国に戻る事を決意する。ローレントは表情から何も読ませない。それが彼のやり方。ただの高慢な王子ではない。どう見られているのか、どうなるかを分かった上で、言葉で人を操り、思いのままにしてしまう魔術師のよう。叔父との確執があるのを、デイメンは最初全く気づかない。他国の事情だから、当然であるが。展開が読めないので、次へと読み進みたくなり、あっという間に読破!2人の王子の習慣の違いとか、細かく描かれています。一緒にいる事で、思索に耽る事があまりなかったデイメンが考えようとするシーンに、影響されてるなぁって思って、人との関わりが及ぼす影響なんかをかんじました。兎に角、ローレントは鉄の意志なので、あまりラブラブはない、ないけれど、時折挟まれるらぶがご馳走のようです。緊迫したシーン多目です。特に、ラストの衆人環視の元で最後の賭けに出るシーン。あの方の奥方が出てくるまで、ヤバい展開だったので、息が詰まります。奥方が赤裸々に夫が幼い息子を差し出して地位と金を手に入れた事を明らかにするって、凄い。子供を差し出され、穢され、死なれた母親の気持ちが切ない。対して夫は風見鶏なのだよ。
めちゃくちゃ壮大
2021年10月24日
すべての人におすすめできるかというと決してそうではない。まず長い!それも飴がでてくるまでめちゃくちゃ長い!飴がやっとでてきた!と思って全力で舐めたらその後でてくるのは塩!塩!塩!!
でもその塩の山を乗り越えた先がめちゃくちゃ甘いので、塩をも楽しめるぜ!飴があるなら!という方はぜひ読んでほしい
分厚いストーリー、深いキャラ設定に脱帽
ネタバレ
2021年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラノベ風の表紙絵に良い意味で裏切られる、非常に重く緻密なお話でした。これまで読んだ王国(中世)モノの中でも、ずば抜けて面白かったです。サクサクは読めません、登場人物も決して少なくないし、似たような名前ばかりだし。
でも、深く分厚いストーリー、脇役の一人にまで与えられた背景設定、そのブレなさ、、、最高でした。
何かを批判したいわけではないですが、「最近薄っぺらいものばかり読んでたんだ」と否が応でも思わされる、とにかく厚い読み応え。買って損無しのコスパです。

人物名、地名、時系列がかなり入り組んでいるので、人物紹介(相関図)と、詳細な地図を掲載してほしかったです。
世界観に圧倒(一巻のみ感想)
2021年7月3日
ライトノベル風に言えば「王子なのにある日裏切られて敵国に(性)奴隷として送り込まれてしまったんだが」という感じでしょうか。人権のない王宮内で誇り高い主人公に屈服を強いて消耗させる様子が淡々と語られてますが、巧みな筆致に引き込まれて夢中で読みました。メイン二人の溝が深すぎるのに、付かず離れずの関係が焦れったいので絶対に最後まで完走したいです。
サラッとは読めない。
2021年6月19日
とにかく伏線が多い。「え?」となっても1ページ読めば回収できるものから、ずーっと読み通さないと分からないものまで、もうもう伏線だらけです。そして、古来の王の悪習(性奴隷とか)沢山でてきます。デイメンなんて…も〜。ローレントの頭脳と饒舌にもただただ圧倒された。よくそんなん言えるな。凄すぎる。そんな胸焼けもあったけど…己の肉を削ぎながらの戦いと、その中での二人のあり方がただただ凄かった。頭脳戦だけど、それだけじゃないの。こんな物語をよく生み出したと思う。面白かった。どこまでが思惑通りだったのか…?もう一回読んできます。外伝まで出た時に出会えて良かった。
非常に面白かった!
2021年3月31日
モノクロームロマンス好きで結構読んでいますが、なぜ今までこの先品をすっ飛ばしていたのか、、、ストーリーがとてもよく練られていて、本当に面白かったです。そうくるのか!まじか!とハラハラドキドキしたり、エッチなシーンも濃厚で、非常に読み応えがあります。通常のBL作品より読むのに時間がかかるので、時間がある時にもう一度じっくり読みたい作品です。
完成度が高いすばらしい作品です。
2021年2月6日
あまりのおもしろさに2巻、3巻、外伝とあっという間に読み進めてしまいました。伏線が張られたストーリーだったので、読み終わった後に何度も見返して、あーこういうことだったかと納得し、改めて作品の完成度の高さに感動です。迷っている方にはぜひオススメの作品です!
大河ドラマ見てるみたい
2021年1月5日
息もつかせぬ展開で、あれよあれよという間に読み終わっちゃいました!語りは終始攻めの黒髪王子さま視点でぶれませんが、受けの金髪王子さまの心情が見え隠れする場面もあって、きっとのめり込み具合はお互い様なのね…。としみじみ感じました。あと、攻め視点の受けへの賛辞が美麗。話の都合上、心理的にも肉体的にも痛い展開が多いですが、二人の愛のやりとりは、びっくりするくらい思いやりのある交歓で印象に残りました。
毒舌王子様
2020年12月4日
2人のプラトニックな関係に笑いあり。学園物を読んでいる感覚でした。面白かった。
めちゃくちゃおもしろかったです
2020年7月4日
とても骨太な物語です。
主人公ふたりの間の巨大感情にうお〜!!となりながら読みすすめました。
なかなか仲良く、とはいかないふたりなのですがそれでも生まれる信頼や近づく距離に焦れつつ、同時に進行する政争にもハラハラして大満足です。
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M/M好きです
ネタバレ
2020年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 始めての作家さんでしたが、ここまで長編とは思いませんでした。プロットが素晴らしく作戦好きというか頭の良い作者さんに感服します。2国の王子達のリベンジが最終目的になるのですが、陰謀だらけ、とにかく罠、罠、罠と罠尽くしに途中ヘコミそうになりました。陰謀や隠匿の為に沢山の人が亡くなる中、唯一主人公のひとりであるデイメンが真っ直ぐに育てられててコチラ側→読者よりの考え方で、ある意味清涼感をもたらしてくれました。悪者の証拠を持ち合わせた者たちが最後の最後になってデイメンとローレントの命を救うのですが、大捕物でスカッとさせてくれました。
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壮大な物語
ネタバレ
2019年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 壮大なファンタジーです!BL抜きにしても読めるくらい、物語としての完成度がすごく高い。
デイメン(アキエロスの王子)×ローレント(ヴェーレの王子)
1巻は物語の序章です。BLのラブはあまりありませんが、奴隷として敵国の王子に仕えるデイメンの身の危険に晒される度にハラハラドキドキし、続きが気になり一気に読んでしまいます。
2巻では、徐々に気持ちが近づいていく二人にこの先のラブを期待すると共に、ローレントvs.執政の裏の裏の裏をかく策略謀略の数々に心を奪われます。意外なシーンが実は重要な手回しの場面だったり、ピンチの時にその裏の手が鮮やかに披露されるシーンは、圧巻です。そして、ついにラブも!
3巻は、せっかく近づいた二人の気持ちが執政の罠によってまた離れてしまいます。立場としては近づいたのに、心は近づけない二人に辛くなります。そして展開もジェットコースターのように、変化するので息つく暇もないほどの勢いで最後まで読ませてくれます。二人の王子と2つの国の行く末、過去をどう乗り越えるのか、ぜひ読んでこの壮大な世界に浸って下さい!
キャラクターとしては、デイメンが男気があるし包容力も優しさも兼ね備えてて、すごくいい男です!
真っ直ぐで人を疑う事を知らないデイメンに対して、頭脳のローレントが巧みに人の裏を読み心を掴み転がしていくのですが、そのローレントがデイメンの真っ直ぐさに絆されていく課程がすごくいいです。


































運命に翻弄された2人の解放劇
ネタバレ
2019年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説という括りでは類をみない作品だと思います。デイメンに対する憎悪と芽生えた愛情の中で揺れ動くローレントが切なすぎて尊い!!戦争で兄さえ失ってなければあんな事も起きなかったはず…と考えると尚更。ラブもあるけど信頼を寄せ合う2人にはブロマンス要素も感じます。デイメンの愛情の深さも胸を打つけど随所に、王の姿へ戻ったデイメンに対するローレントの気遣いも垣間見えてさらに胸がアツくなります。最後は若干あっさり解決してしまった感はあるけど、2人の心の流れが尊すぎてそこはそれほど問題ではありませんでした。こんな作品に出会えて幸せです!!
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一言「神」評価!
ネタバレ
2019年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一巻の表紙でずーっと気になってました!ローレントが超私好みで、でも一巻ではどっちがどっちか分からず、リバだったら嫌だったので手が出せず…。二巻でようやく(黒髪筋肉男前)デイメンXローレント(金髪碧眼ツンな美人)と判明し、キタ━(゚∀゚)━! との事で即購入(笑)ほぼ二徹状態で一気読みし、内容の素晴らしさやキャラクターに引き込まれてハマりまくりました!この時点で三巻のおおまかな発売日が告知されていたので、もう早く読みたくてウズウズ!普段、小説って私あまり読み返さないのですが、3~4回も読み返しました!というのも、気に入ったのは間違いないのですが、少し読み辛い部分やどのキャラクターの台詞か分からない部分があったりと、一回読んだだけでは理解出来ない部分が多々ありました。それは、この作品かなり多数の伏線が張り巡らされているんです!私の頭脳では何回も読み返したり少しだけネタバレしたりしてようやく理解出来たのですが、三巻は中々の衝撃がありました!ローレントがこのような性格になってしまった訳とは!?ローレントと叔父との関係は読んでいて大体予想は出来てましたが、まさかデイメンもこのような形で絡んでいたとは!コレかなりのネタバレですので、気になる方は是非読んでみてください!ツンツンローレントがだんだんツンデレになるのが可愛くて私はノックアウトでした(*/□\*)
MM入門編としてもおすすめ
2019年5月13日
腐友さんに激烈にお勧めされて、初めてMM小説購入。結果、すごいよかったです。ちょっとお値段がお高いかなと思ったのですが、高くないです!1冊読み終えるのに、普通のBL小説の2,3倍の時間がかかりました。純粋に文章量が多いんです。文字数で割れば安いくらいです。読み手のテンションが高まる前から、え!もう始まったんかい!みたいなエロががんがん入ってくる小説が多すぎるBL界ですが、久しぶりに、あ~~まだ始まらんのかい!と焦らされました。すごいゆっくり攻め受けの心の距離が縮まっていくんですよ。こういうの待ってた!またしばらくしたら読み返します。いい買い物でした。
ただただカッコいい
2019年1月19日
最初は絵師さんが目当てで買ったこの本。あらすじを読んだら好みそうだなー位で読み始めたら、ローレントの美しい強さ、デイメンの男らしい強さに魅せられ、読むのが止められませんでした。久しぶりに続きが待ち遠しかったです。
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1巻を読んで
2019年1月17日
ヤバイ世界にはまった感が。M/Mワールドにどっぷりハマりました。エロはもうほとんどないですが、ものすご〜く濃いチョコレートを食べたい方にオススメ。話がどんな方向へと進んでいくのか、ノンストップで読みました。割引でラッキーでした。評価も割れてみたいですが、王子2人は本当に惹きつける魅力あり。他のサイトで試し読みして、買って良かった!痛いシーンもたくさんあるし、甘さもないけど、本当に面白い!もう、軽い感じのBLに戻れない気がします。笑
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質の良い架空戦記に耽美で覆いをかけた感じ
ネタバレ
2018年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず言わなければいけないのは、この小説は手っ取り早くエロが読みたいときやラブラブで幸せな世界に浸りたいとき、息抜きに軽く楽しみたいときには向かないということです。
そのかわり、物語を楽しみたいとき、こいつら本当にくっつくのかとハラハラしたいとき、物語の世界にのめり込みたいときにはぴったりです。

とにかく試し読みを読んでみて!!自分に合うかどうか確かめて!!読んでその先が気になったらその期待に間違いなく答えてくれるから!!と、大声でおすすめしたくなる作品です。

蛇足ながら紹介を。
舞台は架空の国々で、ヨーロッパと中東を混ぜ合わせたような印象です。
戦争は剣と盾、馬で行う時代で、国をまたがって男色などの耽美な文化があります。(BLというよりは、耽美と表現するのがしっくりきます。)
BL的なご都合主義として陳腐になってしまいそうなところ、一人称ながら俯瞰的にも感じるやや固めの文章が設定に説得力を与えています。翻訳小説であることが上手く作用しているのかも。

一巻は伏線が張られる巻で、主役二人の性的な絡みはほとんどありません。国々の関係や文化、主役二人の置かれた状況、陰謀、今後の布石、お互いにとって相手がどれだけ異質な存在であるかが描かれます。
主役の一人であるローレントの真意はわかり辛く、もう一人の主役にして語り手であるデイメン(と読者)は仄めかされる手がかりからその魅力を垣間見ることしかできません。その態度に裏があることは当然として実際はどういう人物なのか、漠然とした期待に二巻では見事に答えてくれます。
一方デイメンは荒々しくも愚直で誠実な人柄で、その目線から語られることにより、デイメンの魅力とローレントが暮らすヴェーレの王宮の伏魔殿っぷりが際立ちます。
二人がじわじわと距離を縮めていくところが堪らなく魅力的です。

一巻で期待していたら二巻でそれを越えてきたので、三巻ではさらに上をいってくれるだろうと楽しみにしています。
どんな結末になろうが納得できるだろう、この作者さんなら大丈夫、という安心感があります。
表紙買いでしたが
2016年9月30日
倉花さんのファンなので購入しました。あらすじの時点で私の好みだなと思いましたがドンピシャ(笑)漫画と違って絵がないので説明的になりすぎるとかなり疲れますがそんなことなく一気に惹き込まれました。いちゃいちゃしているBLが好きな方には物足りないと思いますが、恋愛未満みたいなのが好きな私としては大満足でした。キラル作品がお好きな方にオススメしたい作品です。そして相変わらず倉花さんの絵は本当に素晴らしかったです。中性的なのに男らしく、ダークな雰囲気が全面に出ています。全体を通して大満足でした。英語が読めるのであれば続きを今すぐに読みたいほどです(笑)
辛いシーンも多いので、、、
2024年8月6日
もう終わり(泣)と思って読み終わりましたが、外伝があってホッとしました😄まだ一周目なので、もう一度読んだら新たな発見がありそう!
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読みにくいが面白い!
2023年1月8日
3巻の長編です。面白いのですが、疲れました。翻訳の難しさがわかります。もう少し自然な日本語にできなかったのでしょうか。自分で訳しながら読んでいるような気分になりました。物語は王子を奴隷扱いする気分の悪さから始まりますが、読んでいるうちに引き込まれました。
historical M/M戦記
ネタバレ
2021年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヴェーレ国の奴隷という立場に置かれたデイメンの背景が分からない序盤は、性奴隷、暴力などがダークな場面が続きストーリーに入り込めなかったものの敵国同士の王子2人の状況が徐々に明らかになるにつれ夢中になりました。世継ぎをめぐる謀ばかりで誰も信用できず身の置き所のない2人の状況の中で築かれる信頼関係。2巻半ばまで甘い場面は皆無、まんまと受け王子の掌で踊らされている攻め王子、これじゃロマンス生まれないかもって不安になりました(笑。俺様美人受けがデレるところが見たくて一心不乱に読みました。
根気が要ります
2021年1月22日
物語の本題に入っていくのに1巻目がほぼ使われていると言っても過言ではありません。ヴェーレのローレントとアキエロスのデイメンの関係性をじっくりと書いています。まぁもうちょっと簡潔に書けない事もないのでは???って思いますが。
1巻を耐えれるかがミソ
ネタバレ
2021年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ ☆3.5 面白いです!が、1巻がとにかく辛い。デイメンが本当に酷い目に遭わされてかわいそうなんです。そして甘さがほとんどないため、ページを捲る手がどんどん重くなる。。。ですが!そこを耐えれば物語も色々と動き始め楽しんで読めるのではないでしょうか?まぁ結局のところ、デイメンが最後まで酷い目にあうのですが。ドロドロしたお話が苦手なので読んでいて最後まで苦しかったです。あと一つ気になるのが、翻訳が微妙な気がします。原本を読んでいないからわかりませんが、「彼が・・」という表現が多用されていて、文章が解りづらいのです。彼って誰??(・・;) ?みたいな感じで読み返さないといけなかったりして、なかなか先に進めずイラついてしまいました。日本語の文章ってあまり「彼が」みたいな代名詞を使わない気が。慣れないせいかちょっと戸惑います。英文の和訳だから仕方ないのかなー。(--;)そういえば、
これを読んで、少女漫画のBASARAを思い出しました!
おもしろい
2019年8月15日
今はシリーズ3作の「序破急」を一気に楽しめるタイミングでもあるので、ふたりの王の行く道をぜひ一気に駆け抜けてみてほしいです!
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予想外の終わり方でした。
2024年3月9日
シェークスピアと軍師様ありの中華戦乱ものを併せたようなお話しにBがLする様子もきちんと織り込まれているお話しでした。1巻は読んでいて少しモダモダした感じでしたがその後は物語がスムーズ動きます。でも最後はそれまで構築され続けたお話しの展開から別の方向へと行ってしまい、肩透かしをされてしまったようでそれが残念でした。
陰謀が過ぎる
2021年6月16日
私の読解力がお粗末なのか読んでいてよくわからない…カタカナの名前や地名も覚えづらくはまれませんでした。BLというより戦記モノ?執政の陰謀はえげつないし。映像で見たい作品でした。
ムムム?
2017年1月13日
長々ととりとめのない話しを読んだ感じです。BLではないような気すらしますがお金も時間も勿体なかったなと思いました。
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