蛍火艶夜
」のレビュー

蛍火艶夜

amase

唯一無二。描き下ろしのために単話派も是非

2024年2月27日
戦争禍の男色。
そして、男色だけには留まらなかった想い。
様々なものを我慢して、身一つ置いた軍隊のなかに。
国より重い命なぞ無い。お国のために身を捧げる。
儚く短い時間の中に、救いや癒しを求めた。

橋内中尉の話が切なすぎる。想像しては泣いてしまう。
2人にもしも来世があるのなら、幸せであることしか願えない。

単行本書き下ろしが素晴らしいので単話で購入している人もぜひ読んでいただきたいです。

こんな切なく悲しいBLジャンル、唯一無二では。
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