このレビューはネタバレを含みます▼
というパワーワードにやられましたよ…アンソロジーも読んで、続きが気になっていた次第であります!啓の視線や表情、ジメジメした雰囲気はまさに蛇ですね〜。巻き付いて、相手をジリジリと捉えたらもう離さない蛇のような執着心、育った環境もあるけど捻くれてしまった啓の心…そこに真っ直ぐなネコの言葉や行動が、鎖を解くごとく啓から感情を引き出していきます。もちろん執着は変わらずですが、こちらはご褒美の方で笑。困難を乗り越えてからは表情も全然違うし(なんかスパダリの匂いする)イジワル加減も最高なのです。ネコはネコなんだけど、ワンコっぽい感じもあってほんとにかわいいんですよね。しかもあの行動力と正義感、本人気づいて無いだけできっとモテると思う。ここまで後ろ処◯を守ってくれてありがとう!これからは啓の重すぎる愛情にズブズブ溺れたら良い!先生の巻末で、描きたかった夢がいくつかあると仰られていたので、またそれからの2人が見られたら良いなーと思いました。