なみだ枯れるな
」のレビュー

なみだ枯れるな

安堂ろめだ

BLソムリエさんに勧められて

ネタバレ
2024年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 安堂先生の初コミックス、初オメガバだったのですね。

明治時代のオメガバ。身分差、差別、障害などさぞ酷いのか?!と覚悟してたけど、ハハピエンで良かったよ。

渚のお父上が理解ある善き人で、番と婚姻に問題がなく、一安心。

その昔、今でいうミックスの方は、日本で生きるのに苦労をしていたと聞いたことがある。なんせ、妖怪や鬼とされたくらいだからねぇ。
そして、Ω。発情を「さかり」と称して、Ωであることがわかられば、仕込まれ身体を売らされたマヤ。見世物小屋のオーナーが強欲で恥知らずで下衆だったけど、金で解決する人で、単純だった。

明治時代などの話は、身分差の同性間恋愛は悲恋になりやすいから、思いが通じあい家族にもなれて良かった、良かった。
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