このレビューはネタバレを含みます▼
この作家さんの作品は、前作も素晴らしかったですが、心理学的な観点から人間関係を描かれていて、大変読み応えがあります。二人が関わることで化学反応が起こるように、自分のトラウマや恐れと向き合い、相手と向き合い、自分に課した枷を乗り越えて精神的に成長していく様子が、キレイで濃厚なえちシーンと供に描かれていて、終始釘付け、ドキドキでした。設定は、高校生が友達の家に七日間も外泊とか現実的にはあり得ないので違和感があり、内容が良いだけにそこの不自然さはちょっと残念です。二人が大学生だったら大丈夫かもしれませんが、中高生向けに描かれた作品なんですかね??
とは言え、主人公二人の関係には、打算も駆け引きもなく、初々しくて微笑ましく、たかい君がにしお君を守りたくて雄らしく変化していく様子も応援したくなり、読後はほんわか幸せな気持ちになること間違いないなしです^^えちシーンも濃厚で二人の互いへの愛を感じられてドキドキでした^^。最近はマンガも小説並みに人物を深く描いてくれるので、読み応えがあり嬉しいです^^