親愛なるジーンへ
」のレビュー

親愛なるジーンへ

吾妻香夜

ちょっとさみしいけれど

ネタバレ
2024年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 弁護士 トレヴァー・エドワーズ 34歳×元アーミッシュの青年 ジーン・ウォーカー 19歳
小冊子つきの存在に気づかずこちらを買ってしまいました(泣)。2巻を飲み終わって、これってハピエンなのかな?と考えましたが、吾妻先生のあとがきを読んでなんとなく腑に落ちたというか、これってトレヴァーの包容力というか愛情の大きさを感じるお話なのかなと思いました。トレヴァーとジーンは15歳差で、再会したときはトレヴァーが53歳でジーンは38歳。ジーンが22歳のときに攻めのほうができなかったのもやはり恋愛対象としてはトレヴァーは違ったのかな。1巻の冒頭のDear Gene,の文言を読んで、それでもジーンに感謝しているトレヴァーに胸打たれました。BLとしてはちょっとさみしいですけど。小冊子ではなんかあるのかなと思いましたが、レビューを読むと特に2人の関係が進展していることもないようですね。ジーンについて言うとアッサリしているなと思いますが、若いってそういうところがあるのかなと。あと文化人類学の講師をするなら20年で変わったことがあるのか実家に帰って見てきたら?って思いました。ちょっとものたりないけれど、トレヴァーが幸せだったらいっかと2巻のカバーイラストを見て思いました。
1巻 2020年7月 総230p イラスト&あとがき2p 2巻 2022年10月 総232p イラスト&あとがき2p(1巻ともカバー下?) 電子限定描きおろし2p 修正は白ペン斜線
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