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南月ゆう

みんなのナル覚醒の時!3巻は常時白旗!

ネタバレ
2024年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ通して一番掴み所がなく謎多き人。時に感情ひとつで体感温度を氷点下にする眼圧など、一番敵に回しちゃいけないお方。

そのナルが目にいれても痛くない存在、盟。
家族やナルの大きな愛情を一身に受け、20歳過ぎても純真さと三大欲求に素直な所と(3番目はナルのみぞ知る) 自然と周りを明るくしてくれる癒し系。可愛くて仕方がないのが判るわ、ナルさん!


始まりからナルとのやりとりを温かく見守ってきましたが、3巻では今までの和やかな雰囲気が一変し大きな局面を迎えます!!盟のナルへの思いは思慕と恋慕を履き違えてると言ってましたが、ナルもまた庇護欲と恋心の境界線が曖昧で、後に思い知らされることに、、最大の見所の1つです!!

この付かず離れずからの微量な変化を、正に家政婦は見た!状態の沢乃さんもいち早く察知し、ここぞのタイミングでナルの気持ちを汲み取る名演技はさすが!かゆいところに手が届く家政婦の鑑です!!


2人の関係も叔父と甥っ子というだけでなく、鳴瀬家という脅威から盟を守る為に、後ろ楯として尽力してきたナル。慎重に匿う事から関わらせたくない強い意志と盟との父との約束。痛みに鈍感でないとやってけない鳴瀬家って一体。相当ヤバそうです。
多方面において神経を張り巡らせて、肝心な自分の心が疎かになっていた結果がこれか~。


重圧に耐えるナルの心の支え(盟)が、どれだけ占めていたか。。もう存在事態がモチベーションだよね。


でも、ナルさん。罰ゲームのキスが経験値の盟にあの濃厚キスはハードルたかっ!
ついていくのもやっとな盟を芯までトロトロにさせちゃうナルさんの雄味が!熱を帯びた目線が!と同時にふとよぎるあの問題!盟を受け入れるのか、はたまたナルが?どちらにしても真摯に受け止める所存です(笑)
まず、旭に相談してるナルさんの理由も萌えるし、甘~い!対して旭には塩(笑)

読み返して冒頭の30年何処いった?4時間も我慢出来なくなってるナルさんの感情の振り幅エグいっす!こっちも情緒が忙しいのに、どどどどどうしたナルさん!!の数々。画伯もビックリ!


って言うか、イタリアからプライベートジェットではよ帰ってきて~!!アウェーな盟ちゃんが心配で仕方がない一腐民より!!
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