身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される
」のレビュー

身代わりの花嫁は、不器用な辺境伯に溺愛される

椎名さえら/一花夜

子爵家の家族の在り方に疑問

ネタバレ
2024年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ シーモアの広告ページからコミカライズ版を読み、先が気になってWEB版で完結まで読了しました。
全てを購入していなくて申し訳ないのですが、課金が多かったら少し後悔しそうな内容でした。
登場人物の設定に納得しづらいところがあり、どうしてもソレが最後まで引っかかってしまいました。その真実が伏せられている時点ではまだ、どんな秘密が隠されているのだろうとワクワクしていましたが。。。
生家の子爵家の父親と母親が其々キーワードではあると思うのですが、設定としての印象が薄い事が、お話に深みがない印象を与えるのではないかなぁ・・・と。その両親がいて、何故主人公だけが性格の良い素直な子に育ったのかも謎です。(ヒーローの回顧に、影で見守っていた母親の存在が大きかったのかも・・と、取り立てて表現されたエピソードなども無く語られますが、それまでのストーリーには、父の影に隠れて何も言わない母だと、主人公には語られていました)
主人公付きの侍女のお話を広げるより、本筋の、納得でき得る理由が欲しかったと思います。
いいねしたユーザ6人
レビューをシェアしよう!