俺が主役なわけがない
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俺が主役なわけがない

ほとなか

夢見る腐男子クンの胸中に寄り添い現実は‥

ネタバレ
2024年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ セールでたまたま目にとまった作品。無料分まで読んだら最後、面白いし続きが気になって全巻購入させて頂きました。
2巻完結でうまくまとまっていまして、いゃ~驚き初コミックスなんですね。
女性マンガカテゴリーながら、腐ポイントはしっかり押さえてあって笑いのツボも外さないし、作者様のツッコミも絶妙!
全体的にギャグ要素が多めですが、大事なとこできちんと主張する秋治くんにはジーンとさせられるし、エロはなくとも満足度は高めです!

隠れ腐男子の秋治くんですが、創作活動のモデルとなる広樹と理久を見守り妄想する壁。推しカプを身近で愛でたいってやつですね!!
もちろん攻受もしっかり設定済み。何かもう分かりみしかない秋治が壁サイドから、うっかりヒロリクと交流することに‥。こんなはずじゃ無かった妙な三角関係の図が出来上がってしまいました。
腐男子レーダーに引っかかるだけあって、幼なじみ以上のものが広樹くんにあって、この先ちょっとヤバイ人になりかけます。
絵文字←かなり怖い(笑)
そして二言目にはこ○す!ですからね、、、命がけですよ。

理久は秋治をソッコー名前呼びしてたけど、一方の秋治は頑なに桐崎くん呼びで一線引いてた部分があったんでしょうね。
でも後にちゃんと名前呼びにシフトチェンジしてる♪

いざ付き合ってみたら居心地が良かったり、動機は不純にせよ、頭では否定しながら自然と相手を思いやる気持ちを素直に言えちゃう秋治にも好感だし、イケモデル級理久も実は恋愛初心者なギャップも可愛いし、この2人なら大丈夫なんじゃない?と思った所で、またもや広樹くん!!

2巻からはヒロリク過去のエピソードで深堀りされ、シリアスパートが多い分それぞれの気持ちが、しっかり描かれてます。広樹くんと秋治の意外な繋がりに、BLは世界を救う←ウソです(笑)
特に秋治自身の好きに答えが出た後の男前っぷりにスカっとしました!広樹くんにさらっと持ってかれたけどw
もう、ハッピーオーラしかないendでした!良かったぁ。
ちなみに私は密かにリクアキだと思ってるんですが。どうなんだろ‥

心の友、腐女子相田ちゃんへのカミングアウトしたんでしょうか?そっちも気になる~!
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