見つけたボクのオメガ様
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見つけたボクのオメガ様

夏のティー

絵が…

ネタバレ
2024年7月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小学生の頃Ωと周囲に知られいじめられ続けたことにより性格が180度変わり隠キャになってしまった大樹と、彼を好きだと突然現れたαの滝沢のお話。

幼少期の辛い経験から、大樹が自分の話を聞いてくれたり、自分を尊重してくれる滝沢に惹かれるのはとても自然なことだと思います。

ただ、滝沢がびっくりするくらい理解不能。最低人間。
子供の頃の家族への反発心だけで、自分の条件に合った理想のΩを探し続けているって…。自分にとって条件に合わない人間はサクッと切り捨て。リストに入れた人間は手駒に監視させる。これって自分が嫌いな家族と同じことをしているのでは?
まぁ、きっかけがどうでも、それなりに大樹に惹かれていく描写があれば納得できたのかもしれませんが、特に何も描かれることもなく。

途中で出てきた滝沢の元カノ(元Ω、現β)の存在も、大樹が自分の代わりにと紹介した優秀なΩの女性も中途半端。

何より絵がどんどん雑になってきて、読むのが苦痛になってしまいました。
特にエチシーン。修正の問題とかではなく、普通に何をしているのか分かりませんでした。
冒頭試し読みの際は好みの絵だっただけに、ガッカリ感が半端なく…。
描き下ろしのマンガは味のある絵とかではなく、下書きか何かに見えてしまいました。

絵の好き嫌いは個人差があるので別に構わないのですが、もう少し丁寧に描いて欲しいなぁ、というのが一番の感想になってしまったのが残念。
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