どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます
」のレビュー

どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます

セレン/碧貴子/すらだまみ

ここぞという時の表情の描き方が凄いです

2024年7月29日
こちら単行本を購入するつもりはなかったのですが、やはり一気に読むと更にストーリーがよりわかったりしていいですね。単行本の長所ですよね。個人的に購入しようと思ったきっかけは、やはりここぞという時の見せ場の表情や台詞の描き方が、より作品に入り込みやすいように工夫されているところです。なんといっても忘れられないのが、1巻の最後のアニエスの表情。これには慄きましたね。綺麗な作画なんですが、こんなにも引き込まれ、忘れられない表情を描けるものなのか…とコミカライズの可能性を垣間見たなと感じました。
小説版も続きが気になって読んだりした部分がありますが、個人的には、やはりこちらのコミカライズが余りに良かったので、続きはコミカライズで読んでいます。
因みに3巻までくると両方の気持ちや立場、育ち方などが分かり、そういうことなのか!と合点が行くようになります。途中かなりしんどいですが、可能ならば3巻まで読むとヒーロー側視点も読めてまたそういうことだったのか!とより理解できるので…だからと言ってアニエスに対して甘え過ぎだろうリュシー!とは思いますが(汗)
その辺りの感想は、分かれるので読んで是非判断していただけたらと思います!
オススメです!!!
あ、この作品は、私の好みとはちょっとまた違ったりします。内容少々ヘビィな部分があるので、他の方のレビューを参考にされなながらネタバレ無しで読まれることをオススメします。
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