このレビューはネタバレを含みます▼
たかが恋だろ→愛想尽かしときて3作目。アニキと柊也のその後。気持ちを確かめ合った2人。柊也の昔の知り合いと偶然出会ったことにより、悲劇は起きました。素直になれない。影の世界で生きてきた弘登。それは柊也も同じ。アニキの言うとうり、逃げ癖がついているし、すぐ強がるのです。心のうちを明かす事がとても怖い。今を失いたくないからこその嘘がクビを締めることになるのにね…。匡和の告白が身勝手で腹立たしいのですが、自分に向き合う事がつらくてって事です。痛い。それすら許してしまう柊也は成長したんだと思いました。匡和に嫉妬するアニキがかわいい!アニキは柊也にメロメロですね。羽澄氏がここでもいい働きをしてくれます。エロかわいい若い恋人とアニキは幸せを感じながら淡々と毎日を積み重ねていくんだろうと、未来をそんな風に感じました。イラストがない!なぜ!と思うのですけれども、コミック2冊を読んだ後であれば、勝手に脳内で山田ユギ先生の描いたアニキたちが動きます。なので、順番に読む事を強く、おすすめいたします。ほんと、英田サキ先生は読ませてくれます。