便利屋アズマは星を数えない
」のレビュー

便利屋アズマは星を数えない

一樹らい

次巻以降にも期待大

2024年8月25日
大学生のノンケ×ゲイのお話。なんと本編だけで250ページあります。でも飽きさせないストーリーであっという間でした。試し読みで2人のキャラの雰囲気は十分掴めると思います。攻はノンケでみんなから慕われてる人気者。アツさといい奴感と正しさがあり、恋愛には疎いという、ジャ◯プ主人公のようなキャラ。(現実にいたらちょっと偽善者っぽい胡散臭さを感じるかも。受も最初は胡散臭さいと言ってた笑)受をゲイだと知りつつも分け隔てなく接する良い人なんですが、当然受は好きにならないように努力したり諦めがあったり、突き放しても心配だからと純度100%の善意を向けられ、苦しみます。でも受がその苦しみを打ち明けた時に、あっさりBLになるのでもなく、突き放すのでもなく、そうきたか!?と、まじでジャ◯プ主人公だなと思いました笑。1巻では2人にラブはなしですが、次巻への期待が持てる終わり方でしたし、作者様が後書きで3巻は出したい、と言われていたので、2人がBでLな関係になるまでをじっくり描かれるのだろうなと。お互いに救い救われる関係が好きなのですが、1巻では主に受の過去や苦しみの救いがメインでしたが、攻もどうも色々ありそうなので、受に救われていくのかな〜と、勝手に期待しています笑。ちなみに2巻は予告によると2025年冬、だそうです。
いいねしたユーザ10人
レビューをシェアしよう!