私立帝城学園-四逸-
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私立帝城学園-四逸-

夏下冬

設定負け

ネタバレ
2024年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美しい絵、細かい設定、キャラクターもしっかり描き分けられているように見えます。
見えるのに、どうして理解できないのか自分で自分に聞きたい。2巻までですが、何度か戻って考えて、つっかえながら何とか読んで。結局何をどうしたいのか全然わからない。
設定が細かいようで、春太のルーツがまず土台に無いので主人公にも感情移入が難しく、学園の生徒が「名家でエリート」という設定だけが上滑り。
他の方も書いておられますが、オメガバにする意味も無いように思います。
「四逸」は国を動かす要人になる凄い高校生のはず。なのに授業風景も無く学園には彼らを導く教師の気配も薄く、ってか存在してるの?っていうくらいスコンと抜けてる。
学園ものにする意味すらそこにあるのかもうわかりません。
星が2なのはひたすらに美しい絵と背景を作者様が一生懸命描かれたのだろうなと尊敬するから。だからこそ勿体無いと思うのです。
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